ボクらを見る目 感想(ネタバレ注意)胸糞悪すぎてヤバイ

ドラマ

冤罪。

日本でもありますよね。日本の冤罪事件というWikipediaの一覧を見てもらえれば分かると思います。ただ、これらは大きな事件です。 例えば痴漢などの冤罪はここには載っていません。

ということを考えると、どれほどの冤罪が日本には起こっているんでしょうかね…。 世界で見れば途方もない数の冤罪があるはずです。今回Netflixでドラマ化されたボクらを見る目は1989年に実際に起こった冤罪事件を取り扱っています。

ボクらを見る目を視聴して思ったことは、とにかく胸糞悪いということ。容疑者として上がった人々は全員黒人です。 そのことからも分かるように警察は初めから彼らがやったと決めつけ、そのための供述をとるのに必死。

だから、とんでもないことをやるんですけど、もうねヤバイとしか言いようがありません。 先に言っておきます。 ボクらを見る目を視聴するなら休日に一気見することをオススメします。

スポンサーリンク

捜査しない警察と犯人に仕立て上げるのに必死な検察

セントラルパークで起こった暴行事件の容疑者として、ハーレムの少年5人が不当逮捕される。それは、長年にわたる悪夢の始まりだった。実際の事件に基づくシリーズ。

セントラルパークで1人の女性が暴行されたうえでレイプされる。

誰がどうみても重大な事件。だからこそ絶対に解決しなければならない。 そういう思いが少なくともこのドラマでは警察側に見られました。

事件を担当する金髪の女性。彼女は自身が女性だからこその思い入れもあったんだと思います。だから、5人の黒人の少年を犯人に仕立て上げました。

「うん?」と思う人もいるでしょう。 でも、作中では明らかにそういう描写でした。 解決しないといけないから証拠を見つけるのではなく、暴力や暴言だけでなく睡眠させず飲食をさせず徹底的に拷問を行いました。

しかも、これが行われたのは16歳以下の子供4人に16歳の少年1人です。どう考えてもおかしいですし、イかれています。 ただのドラマであればそれだけで済んだんでしょうけど、ボクらを見る目の恐ろしいところは実在の事件をドラマ化したという点です。

日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは代表的な冤罪事件の一つとされるのがボクらを見る目のモデルとなったセントラルパーク・ジョガー事件です。

セントラルパーク・ジョガー事件を調べてもらえれば分かると思いますが、本当に日本人には知名度がありません。Wikipediaすらないんです。 そんなことを言っている私ですら、今回のドラマがきっかけで知りました。

しかし、あらすじを見れば分かるように非常に大きな事件での冤罪のためアメリカでは有名な冤罪事件として知られているそうです。 しかも、セントラルパーク・ジョガー事件は黒人の少年が犯人に仕立て上げられたというところから、黒人蔑視などの差別によるところも大きいため余計に有名なんでしょうね。

話が逸れましたが、色々と必死な警察と検察は少年5人を犯人にするため様々な手段を用いて嘘の供述をさせました。 恐ろしいことに明確な証拠がないにもかかわらず、嘘の供述がきっかけに少年5人は実刑を食らうことになります。

ここらへんネタバレですが、実在した事件ということと描写そのもののインパクトが強いこともありぜひ視聴をオススメします。 テキストを見るだけで不快感のあるこの事件ですが、映像で見るとドラマ化が上手いのか強烈な不快感を叩き込まれます。

そして、ボクらを見る目の最大の見どころは大人になり釈放された彼らの行く末です。強姦魔として捕まっていた彼らに果たして仕事はあるんでしょうか。 居場所はあるんでしょうか。

刑務所にいた数年を彼らは失っていることになります。その喪失はあまりにも大きく、その変化に戸惑い苦悩するその姿は悲痛ながらも見入りました。

そして、私がベストエピソードだと考えている4話は本当に圧巻です。 少年4人とは異なり、16歳ということから少年院ではなく普通の刑務所に入れられたコーリー。彼の悲惨なところは、そもそも捜査対象ではなかった点です。

友人のユセフが捜査対象で、友人だからという理由で取り調べについていき、最終的には刑務所に入れられます。そこでは受刑者と悪徳刑務官の暴力にさらされ、もう本当に直視できないほどです。

肉体が傷つけば精神も傷つきます。 次第に病んでいくコーリーの描き方は本当に見事というしかありません。 ここまで見入ったのは久々でした。

スポンサーリンク

リンダ・フェアスタインがtwitterアカウントを削除

さて、ボクらを見る目を最後まで視聴した方々であれば誰だって少年らを犯人に仕立て上げた人たちに怒りを抱いていることでしょう。私は怒りというよりも胸糞悪くて仕方ありませんでした。

そこで彼らは現在どうなっているのか気になり調べてみました。 とは言っても、私は英語力が皆無です。そのため1人しか発見することができませんでした。それがリンダ・フェアスタインです。

恐ろしいことに性犯罪を追う女性を主人公にした小説を執筆していました。 しかも、小説は何冊も出版しており、中には賞を獲得しています。

ただ、当たり前ですが冤罪事件の中心人物ということもあり、セントラルパーク・ジョガー事件が冤罪だと判明してからはバッシングに合っています。

面白いのは最近までtwitterアカウントがあって発信を行なっていたことです。そのことから察するに、もしかしたら中心人物とは見なされていなかったのかもしれません。あるいは、それなりに古い事件のためあまり注目されていなかったのかも。

しかし、ボクらを見る目がNetflixで配信されてからは状況が変わりました。最近まで更新していたTwitterアカウントを削除したのです。

最近になって調べてみたら再びアカウントが戻っていました。ただし、5月以降更新が途絶えています。そのことからも分かるようにここにきてめちゃくちゃ叩かれています。

ただ、リンダ・フェアスタインの年齢は70歳を超えています。 そのことから今の彼女に多くの人間の怒りが届いているかは定かではありません。日本の老人はtwitterをやっていませんよね。

しかし、ボクらを見る目の影響力はかなり凄いようで、最近になって彼女のニュースがテレビなどで流れています。その動画がyoutubeに上がっているので気になる方は「linda fairstein」で検索してみてください。

ちなみにTwitterでも炎上しています。

タイトルとURLをコピーしました