天国大魔境 9話 感想(ネタバレ注意)どうして春希は桐子の脳になったのか

SF

過程は予想通りでした。春希が怪物と戦って負ける。正しくは怪物と戦おうとして負けたですね。勝負になっていませんでした。読者は銃は効かないとキルコの言葉で分かっていますが、このときの春希は知りもしなかったのです。なんならこのときに怪物に銃は効かないと身をもって学びました。

結果下半身を綺麗に食われてしまった。それでも生きているあたり春希の生命力が凄いのか、怪物の体液に生きながらえる何かがあるのか。何はともあれ少なくとも脳みそは生きていたことになります。

そのため、桐子に春希の脳みそを移植することで春希の人格を生かすことに成功したわけです。春希はどうして自分が生きていて、姉が死んだのか分からないと言っていました。けど、あのときの桐子の絶望を見ると、自分が医者に申し出たのは明らかですよね。

今回の話を見るまで医者が一方的にやった可能性のほうが高いと考えていました。でも、それはなさそうです。まぁ混乱している桐子をそそのかした可能性はありますが。

その場合は医者が悪いってことになるのかな…。

9話の大まかなあらすじ
  • 春希は怪物と戦おうとするも何もできず食われた
  • レース中に怪物に食われている春希を見つけた桐子は突っ込んだ
  • 怪物の撃退には成功するも春希の下半身はなくなっていた
  • そして春希は目を覚まし、自分の体が桐子になっていることに気づいた
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透明になる怪物

鳥型の怪物をヒルコと呼び、女将さんと共通認識があったからそれ以外の怪物はいないのかもしれない。だから、今回現れた怪物は珍しいなんてことを前回の感想で書いたんですけど、なんか普通に鳥型以外の怪物もいるみたいですね。

まぁ普通に考えると鳥型以外の怪物もいると分かりそうなものですが、貧相な私の脳みそでは変に執着してしまって鳥型以外の怪物を認めることはできませんでした。なんてこった。

でまぁ話を戻すわけですが、春希はこの前捕獲したやつと同じ透明になるやつだと言っていました。いやいや、こんなのが何体もいるんですか…。絶望しかありません。

体が大きいとか、異常な動きをするとか、それ単体なら問題ありません。ヤバいのは体が大きいうえに何らかの能力を持っていること。以前登場した鳥型の怪物なら複数の鞭で人間を真っ二つにするし、今回の怪物は透明になることができます。

ただ幸いだったのは透明にはなれるけど、かなりノロいこと。これがもし高速で動くやつなら、2人とも死んでいたでしょう。脳みそを移植することすらできませんでした。

もちろん、この2体以外にも様々な怪物がいるだろうし最悪の世界だ。てか、そう考えるとこんな怪物を殺せるマルはとんでもない奴ですね。

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無謀な戦い

無知だったから仕方がないとはいえ、ボーガン程度じゃ怪物には通用しません。なんでロビンは叱るだけじゃなくて怪物の恐ろしさは春希に教えなかったんだろう。もし教えてたならこんな無謀な戦いは挑まなかったはずです。けど現実は無知な春希が怪物に立ち向かった。

ボーガンが唯一の武器だった春希はどうしようもありませんでした。ナイフを振り回すも、口で触れられてしまえばズルズルと飲み込まれてしまいます。このときの春希の心境を考えると身の毛がよだちます。どうせ殺されるなら一瞬でやってほしいものですが、この怪物は動きが遅いだけでなく捕食スピードすら遅かったのです。しかも、食われたところから溶けてるし絶望も絶望。

本当にどうしようもねえな。

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キルコの傷はこの時のだった!

旅館で温泉に入るときキルコの体に多くの傷があり、これだけ強い人でもこんなに傷を負うなんて厳しい世界だと感想で書きました。けど、あの傷は今回負ったものだったんですね。春希を助けるために桐子は車で突っ込んだ。そのときに落下して体のあちこちに傷がついた。

もちろん、キルコになってからも傷は追ってるんでしょうけど、大部分はこのときが最後だったんじゃないかと思います。そう考えるとキルコはどれだけ強いんだって話ですよ。

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桐子の絶望

もし現実にも怪物がいて、身内が怪物に飲み込まれそうになったら。そんなところを想像するだけでゾッとします。やっとのことで助け出せたと思ったら下半身と腕が綺麗さっぱり消えていた。こんなんどうしようもないじゃないですか。桐子の絶望も当然だと言えます。

ただ、分からないのはこの状態でも春希の脳みそは生きていたこと。これは感想の冒頭でも言ったんですけど不思議ですよね。あそこまで綺麗に下半身がなくなっていると、脳みそに血液が回らなくて死にそうなものですけど。それとも口の中にいた時はまだ繋がっていたけど、桐子が引っ張ったことで切断されたとか?

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脳みそを移植できるって可能なの?

現実的に考えて脳みそを他人の頭に移植できるのか。気になったので調べてみました。ヒト頭部移植うんたらかんたらみたいな記事があって、実際に脳みその移植に成功したという内容です。

ただこれ、あくまでも死人と死人の脳みそを移植しただけで、生きている人間の脳みそではないんですよね。そして、詳細では現時点での技術力では難しいと書かれていました。

どうやら脳の血管や神経は他の部位よりも複雑なうえに、酸素が脳に行かなくなると数分で死んでしまうんだそう。だから現代の技術力では難しいというか、ほぼ不可能らしいんです。

でも、天国大魔境は未来を舞台にしています。不可能ではないのかもしれません。ただ、大災害により多くの人間が死んでいて、医療に関する知識を持つ人間が少ないのは今回で明らかになりました。少なくともあの集落では例の医者しかいません。

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好きな人の体

春希は桐子を失った悲しみと共に、好きな人の体を手に入れた喜びもあると言っていました。好きな人の体を乗っ取るような形になっていますが、それって嬉しいことなんですかね。

結局のところ自分の体ではないし、好きな人の体に自分の体で触れ合ってこその喜びだと思っているので、正直乗っ取ってうんたらかんたらみたいな気持ちはさっぱり分かりません。

そういうエロ漫画みたいなのもあるけど、やっぱり理解不能です。好きな人の体はあくまでも他人で、その体に自分が触れてこそ良いんだろうが! 春希には是非その考えを教授したいです。

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ロビンは殺されてしまった!

最後に衝撃的な展開がありました。なんとロビンは殺されてしまったらしい。春希としては医者の事や姉の事、あのとき何があったのかを知る人物を失ったことになります。

これ本当なのかな。だって、キルコは5年後マルの護衛をしているときロビンと医者を探していると言いました。わざわざ女将さんにも聞いてたし。だから、生きてると思うんですよね。ただ、そうなるとなんで5年間も行方不明なんだって話になります。

よく分からなんけど次回色々と明らかになるでしょう。楽しみ。

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