天国大魔境 21話 感想(ネタバレ注意)まさか泣くことになるとは思わなかった

SF

怪物化してしまう人間は辛いなぁ…。死ねば怪物になる。避けるには怪物化している部位を切除しなければならない。症状を抑えられる薬なんてないし、治すことなんて出来ない。となれば、切除しても次々と症状が進み、最終的には切除する部分がなくなってしまう。まさに生き地獄ですよね。

いっそのこと怪物になったほうが楽だったかもしれないとは宇佐美の言葉です。苦しみから解放されるという意味では間違っていません。しかし、怪物化する病に侵されていた彼女は、延命措置をしてくれた宇佐美に感謝していました。あのシーンはベタだとは思うんですけど、泣いてしまいました。

しかも、宇佐美が割と冷たい人間だったから。そんな宇佐美がこんな表情をと思うとダメですね。SF漫画としてワクワクしながら天国大魔境を読んでいたので、まさか泣かされるとは思いませんでした。

21話の大まかなあらすじ
  • 彼女は最後に空を見ることを望んだ
  • 宇佐美は機械から外せないと拒んだが2人の圧に負け彼女を運ぶことにした
  • そして彼女は空を見上げながら、息を引き取った
スポンサーリンク

宇佐美は不器用

宇佐美って手先は器用なんだけど、性格的には不器用だよね。最後に空が見たいと言った彼女。けど、宇佐美は機械から外せないと拒否しました。いやいや、普通そんなこと言われたらやるじゃん。

けど、ちょっと難しいからってすぐに諦める。表情が変わらないことから、感情の波が平坦であることが分かります。それが時にはプラスに働くんでしょうけど、人々の中で生きるならマイナスのほうが大きそう。

マルは外に連れ出すことができないなら彼女は殺さないと言いました。彼女を殺す唯一の方法を封じられるとあっては宇佐美としても従うしかありません。けど、

ここまでしてようやく外に連れ出す決心をしたってやっぱり宇佐美は不器用です。そんな宇佐美が彼女の痛い!バカ!という言葉に慌てふためいているのが印象的でした。

スポンサーリンク

宇佐美と星尾の関係

宇佐美と彼女「星尾」はどういった関係だったんでしょう。彼女のためにビルの設備を作り、怪我した人たちを助けていたのも彼女が喜ぶからという理由だった。ただの患者と医者という関係かと思っていましたが、彼女の言葉に動揺したり泣いたりする宇佐美を見ればただの他人とは思えません。

考えられるのは、親友・兄弟・恋人・妻です。兄弟に関しては星尾という名前からないと考えています。となると親友と恋人と妻ということになるんですけど、この感じは恋人なんでしょうか。結局2人の関係は分からずに終わってしまいましたが、互いが望んだ終わりを迎えられて良かったです。

スポンサーリンク

宇佐美は医者ではなかった

衝撃的な事実なんですけど、宇佐美は医者ではないらしいんです。

あくまでも今がそうであって災害前は医者だったのかもしれません。けど、現在医者を名乗らないあたり、今後ケガ人を助けたりすることはないのかな。

どうしてケガ人を助けていたのか。宇佐美と星尾がいたビルに迷い込んできたケガ人を助けたら評判が広まって集まってきたんだそう。気まぐれなんだから止めれば良いものを、宇佐美は星尾が喜ぶからと義足や義手を作りまくって気づけば大所帯に。

責任は感じているらしく、星尾が死んだ今他の連中は放っておいても良いのに宇佐美は彼らと共に行動するようです。前回の感想でも書いたけど、やっぱり不器用だけど悪い人ではないんだよね。

スポンサーリンク

スパイさん、あっさりと殺される

不滅教団に潜り込んでいた男。彼はマルやキルコを地下へ案内してくれました。しっかりと仕事をしていたにもかかわらず、スパイだったから身内にはあまり知られておらず、結果殺されるという悲惨な末路を迎えてしまいました。まぁそこは仕方がない。そういうリスク込みでやってただろうし。けど、リビューマンの幹部らしき男が死んだ彼を見て「見なかったことにしよう」は酷すぎでしょw 

話が進みにつれリビューマンのカルト化が進んでいるような気がしていましたが、ここにきて一気に爆発しましたね。話し合いをするとは一体なんだったのか。

スポンサーリンク

誰にも知られていない医者

キルコが探している医者ですが、またしても誰も知らないという結果に終わりました。

よくよく考えるとおかしな話ですよね。彼はとてつもない医者です。ちょっとした怪我を治すとか、そんなレベルではありません。脳みそを別人に移植することができます。

キルコの様子を見るに後遺症はありません。それだけのことを大した器具がない状況でやってのけたってことは間違いなく凄腕の医者なわけです。

だったら、もっと多くの人に知られてもおかしくありません。それこそ医療に携わる人には噂が広まっているはず。にもかかわらず、宇佐美は知りませんでした。不滅教団の人たちも医者の事は知らず、まるで幻のような存在です。

スポンサーリンク

やっぱり水橋はクソ女だな

前回の感想に機械化を嫌がった彼女が逆上しているだけなんじゃないかと書きました。やっぱり合っていましたね。

不滅教団の一人が言いました。

「あの女の足は壊死していた」「切らなきゃ死んでたかも」

これが事実なら水橋は助けられたことになります。にもかかわらず、悪い噂を流し多くの人間を扇動し殺し合いに発展させた。まさに悪女。カルトの教祖にふさわしいです。

スポンサーリンク

ロビンの行方

医者は見つからなかったものの、ロビンに関する情報は集まってきました。2年くらい前まで宇佐美の手伝いをしていたらしい。外科の知識があり、宇佐美の技術を勉強していたんだとか。もう人を死なせないという言葉から春希や桐子、そして自分の妹のことを後悔していることが伝わります。

分からないのはロビンは行方不明事件の犯人を追っていなくなったはず。普通家から離れるなら知人に言ってからだと思うんですよね。でもそんなことはなくて、多くの人がロビンは死んだと思っていました。不滅教団でも同様にある日突然いなくなったんだそうです。失踪癖でもあんの?

タイトルとURLをコピーしました