天国大魔境 18話 感想(ネタバレ注意)宇佐美医師とかいうヤブ医者

SF

不滅教団の教祖が宇佐美という医者らしい。彼が何をしているのかといえば、診療に訪れた人間を無理やりサイボーグ化しているんだそう。切断しないと助からないなら分かるんですけど、ちょっとした怪我でもサイボーグ化しているらしく、むちゃくちゃな野郎だってことが分かります。

災害以前なら違法だから捕まってたし、なんならやらなかったんだろうけど、文明が滅んだ今違法もクソもありません。力さえあればなんだってできる。悪人にとってはまさに天国でしょうね。けど、普通の人間にとっては地獄です。その地獄の一端を担っているのが、宇佐美というヤブ医者でした。

18話の大まかなあらすじ
  • 地図をもとに不滅教団がいる町へとやってきた
  • しかしその町は静まり返っており、不滅教団がどこにいるのか分からないでいた
  • そこへ4人の人間が現れて2人を案内してくれた
  • 彼らは不滅教団の対抗勢力リビューマンの人間だった
スポンサーリンク

何でもありの世の中

法律がないから何でもできる。

悪人じゃなくても天国のようなものかもしれません。しかしそれは所詮空想での出来事です。確かに無法だから何でもできます。けど、言い換えれば全てが自己責任というわけです。

例えば人を殴ったとしましょう。法律があれば暴行罪で捕まりますし、罪を償えば相手も許してくれるかもしれません。しかし法律がなければどちらかが折れるまで続くことになります。そして暴力が暴力を呼び、取り返しのつかない方向へと突っ切ってしまうでしょう。

他にもストーカーがいたとして、法律があれば何とかなりますが、無法なら自力でなんとかするしかありません。自分が圧倒的な力を持ち、常に加害者側でいられるなら天国でしょうが、少しでも被害者になってしまうと地獄を見ることになります。だから、無法って良いよなぁと思いつつ、現実的に考えると絶対に法律はあったほうが良いです。じゃないと自分がしんどくなるだけ。

スポンサーリンク

リビューマン

リビューマンとは、不滅教団のやり方に反対する集団のことである。でも、リビューマンって具体的にどういう活動をしてるんだろう。不滅教団に反対しているのは分かります。代表の水橋は宇佐美の被害者なわけですし、そりゃ猛反対するでしょう。けど、現状そこだけしか分かってないんですよね。

具体的に何をしていたのか、マルやキルコに説明することはありませんでした。人体実験に反対するプラカードはあったけど、まさかそれを掲げて反対を叫ぶだけ…? 

不思議なのは、不滅教団が彼らを放置していること。無法のうえに人体実験をやっているなら、強制的に攫うことだってできるはず。でも、そういう話はありませんでした。可能性としては低そうですけど、もしかして不滅教団は良い人の集まりだったりしません?

スポンサーリンク

マルとキルコの考え

マルもキルコもシビアな考えをしますよね。マルはやりたい連中同士でやらせておけば良いのに。キルコはそういう所だと知らずに近づいた水橋も悪いんじゃね。

無法の世界で育ち、生きる人間らしい考え方なのかもしれません。そこらへんを水橋は見越してたし、特別マルやキルコがシビアというよりも、そういう考えのほうが主流なんでしょうね。

スポンサーリンク

死を願う者

そんなマルやキルコに対して水橋は説得を続けます。彼女が入院していたとき、体中を切り刻まれて生きているとは思えない人間を見たと。その者はおびただしい機械を取り付けられ生かされ続けていた。そして水橋に言ったのだという。「殺して」と。

リビューマンの男が言うには、その者は不滅教団にとって崇拝対象らしい。崇拝されているってことは教団の偉い人なのかと思ったけど、不滅教団がやっていることを考えると不滅の存在こそが崇拝対象なんでしょうね。つまり、機械で生かされている存在は不滅教団にとっての完成品、あるいはそれに近いもの。

確かに悍ましいけど、かといってこの問題をマルやキルコが解決する必要があるかというと別にないんですよね。ぶっちゃけ無法の世界なんだから、こういうこと探せばいくらでもあるでしょと思ってしまします。悲しいことですね。

スポンサーリンク

宇佐美はキルコの探し人ではなかった

キルコが探している医者は、春希の脳みそを桐子に移植した男です。結局宇佐美はその医者ではありませんでした。けど、諦めるには早いと思っています。

かつての仲間が言っていた言葉、医者は人体実験をしている。それが本当なのか今のところ分かっていませんが、事実だとすれば宇佐美と同じ思想を持っているのは間違いありません。

だったら、宇佐美に当たってみれば答えが返ってくるかも。そういう意味では期待はできそうです。

スポンサーリンク

マルはしっくりこないらしい

そんなこともありキルコはリビューマンからの依頼を請け負うことにしました。具体的に何をするのか分かりませんが、リビューマンの思想から察するに宇佐美と地下に飼われているという怪物の始末。大仕事だけど、マルやキルコの力を考えると実行することはできるでしょう。

お金も貰えるし、だったらやって損はない。けど、どうもマルはしっくりこないんだそう。読み返してみたんですけど水橋が言っていることってキルコの後追いなんですよね。とくに怪物に関しては露骨でした。だからと言って、リビューマンの策略にかかっていると考えるのは軽率ですが、マルがしっくりとこないということは何かあると思うんです。まぁ何にせよ次回明らかになるでしょう。

スポンサーリンク

宇佐美の考え

しっくりこないといえば宇佐美の考えがそうです。

彼の部下曰く、いつもなら放っとけと言うらしい。けど、今回はマルとキルコを連れてくるように言った。どうしてマルとキルコなのか不思議です。

そういうところがリビューマンって怪しくねと思う要因の1つなのかもしれません。

スポンサーリンク

漢字は読めるけど書けない

18話の冒頭でマルとキルコが看板に宣伝を書こうとしました。んで、書き間違えたりするんですけど、そのときのマルが言った漢字は読めるけど書けないという言葉がすげー刺さりました。

私なんか普段文字を書かないせいで、びっくりするくらい漢字が書けないんですよね。ぶっちゃけカタカナやひらがなも怪しいです。でも小説は大好きだから漢字を読むのは得意という。

私に限らず現代人にはありがちな悩みなんじゃないかと思いました。

タイトルとURLをコピーしました