葬送のフリーレン 36話 感想(ネタバレ)手を握られる恥ずかしさ

ファンタジー

フェルンはどちらかというと感情の発露が少ない方です。感情の起伏が少ないというか平坦というか。でも例外はあって怒るときは割としっかりと怒ります。

だから人によってはフェルンが苦手ということもあるんじゃないでしょうか。読者がという意味ではなくフリーレンの世界の住人がという意味です。

実際にフェルンのような人が現実にいたとしたらどうでしょう。何を考えているのか分からない。でも怒るときは怒る。感情が平坦だと怒るところだけが強調されてちょっと怖いという印象を抱いてもおかしくありません。

でも不思議なことに読者的にはフェルンはめっちゃ可愛いんですよね。やっぱり怒る様子もデフォルメされているからなんですかね。まぁ単純に怒っている時もそこまで激しく怒ってるわけではないからというのも一因なんでしょうけど。

そんなフェルンの異なる一面が見れたのが今回のエピソードになります。フェルンは風邪を引いてしまいました。そんな彼女を安心させるためにフリーレンが手を握ったのですが恥ずかしいからと嫌がったのです。なんという可愛さ。そしてこんなフェルンは初めて見た、というのが正直な気持ちです。

手を握られて恥ずかしいと思うのは普通のことです。フェルンは子供扱いしないで、と言っていました。実際そういう面はあるのだと思います。この年齢になっても子供扱い、というのは色々と思うところがあるでしょうし。

でもそれ以上にフェルンを恥ずかしい気持ちにさせたのはシュタルクの存在があったからだと思っています。好意云々の話ではなく、単純に異性に子供っぽいところを見せてしまったという恥ずかしさ。フェルンの年齢を考えれば繊細なところがあってもおかしくありません。

そのうえフェルンがシュタルクに対する露骨な好意を見せたことがないとはいえ、フェルンがシュタルクに好意を抱いているのは明白でしょう。逆も然り。

異性の、しかも好意を抱いている人に子供っぽいところを見られてしまった。その恥ずかしさは私が想像している以上のものなのかもしれません。そんなわけでフェルンの反応は自然なものとはいえ、感情の起伏が少ない彼女からこのような反応が見られるのは結構意外でした。

フェルンの異なる一面が見られて良かったです。

36話の大まかなあらすじ
  • 早起きしたシュタルクは朝飯の用意をしフェルンを起こそうとした
  • しかし中々起きないフェルンを不審に思い、先にフリーレンを起こした
  • フリーレンの調べによるとフェルンが風邪をひいていると明らかになった
  • 安心してもらうためにフェルンの手を握るフリーレンだが怒られてしまうのであった
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早起きシュタルク

もしかしたら以前にもこういう描写があったのかもしれませんが、私のポンコツ頭では覚えられないので言います。シュタルクって朝ごはんの準備なんて出来たんだ!? 

シュタルクには悪いけど本当に意外でした。だってシュタルクと言えばパワー系じゃないですか。脳筋と呼ぶほどではありませんがそれに近いと思っていました。だから、朝ごはんの準備はフェルンにお任せが基本だと思っていました。でも、普通に準備をしている! 

しかもフェルンの手を借りずに。

でもまぁ考えれば当然ですよね。今でこそフリーレンたちと行動をしているシュタルクですが、以前は独りぼっちでした。てことは自分でご飯の準備をしなければなりません。もしできないのなら今頃餓死していることでしょう。しかし生きている。

そりゃご飯の準備なんて簡単に決まっています。

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改めて分かるザインの凄さ

病気を調べる方法はフリーレンでもできます。しかし、治療に役立つ薬草まで分かるわけではありません。そこでザインが残した手記が役に立ちます。

その手記には様々な薬草が書かれており、今回フェルンを治すために役立ちました。以前から言っていることではありますが、やっぱりザインが去ると影響が出てきますね。今回の件だってザインがいれば簡単に済んでことでしょうし。

しかも風邪だから良かったけどこれが重い病気ならフリーレンでもどうしようもありませんでした。そう考えると旅中の病気は恐ろしいですね。場合によっては後戻りしても治せる人がいないかもしれないんですから。

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時の流れ

よく年寄りが言うじゃないですか。時の流れが早いと。あれ私はつい最近まで理解できませんでした。なにせ自身の時の流れが遅いんですから。でも最近になって言いたいことが分かるようになってきました。

年を経れば経るほど時の流れを意識するんですよね。すると、自分が思っているよりもずっと時の流れが早いことに気づきます。そのことに気づくと本当に早くなる。ただの錯覚でしかないんでしょうけどね。

でも錯覚でも自分の中では事実として時が早くなっていき、次第にその早さが恐ろしくなってくる。というのは流石に言い過ぎですけど、めちゃくちゃ気になるのは事実です。

作中でフリーレンが私の中ではフェルンはまだ子供なんだよと言っていましたが、最近私もそのようなことを経験しました。親戚のことなんですけど、つい最近まで小学生だったはずなのに今年高校生になるってんだから驚きです。他の親戚だと中学生だったのに社会人に。

これを知った時は正直ゾッとしましたね。

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