葬送のフリーレン 3話 感想(ネタバレ注意)ヒンメルに捧げる蒼月草

ファンタジー

葬送のフリーレンというタイトルから、とりあえず初めは仲間を見送る物語だと思っていました。事実1話は勇者ヒンメル、2話は僧侶ハイターを看取りました。

では、3話は戦士アイゼンなのかと思いきやアイゼンは登場せず、かといって誰かが亡くなるということもありませんでした。意外といえば意外ですが、連続して亡くすと興ざめしてしまいますしこれで良かったんだと思います。

ただ、ちょっと思うことがあって戦士アイゼンはそもそも生きているんでしょうか。魔王を倒した当時からすでに老けているように見えました。それから50年後、ヒンメルが亡くなった際は生きていたもののやっぱり老けていました。それから26年も経っていると流石に亡くなっているんじゃないかと思ったんですけど、どうでなんでしょうか。

3話の超雑なあらすじ
  • ヒンメルの死から26年後、フリーレンとフェルンは旅をしていた
  • 中央諸国ターク地方にて、仕事を行い魔法を報酬で貰っていた
  • とある村にて、勇者ヒンメルの銅像の掃除を頼まれる
  • 掃除を終えると、ついでに花を咲かせようと考えた
  • ヒンメルの故郷には蒼月草というものがあり、それを咲かすことにした
  • ついに蒼月草を探し出し、ヒンメルの銅像の周りに咲かせた
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便利な魔法はあった

1話は魔法は出てこず、2話にして登場。とはいえ、それは優しいものではなく攻撃的なものでした。魔王がいるような世界だし、当然と言えば当然です。だから、兵器の代わりになるようなものしかないのかなぁと思っていたら、今回生活の向上に役立つような便利な魔法が幾つも出てきました。

物を浮かせる魔法、温かいお茶を出す魔法、銅像の錆を綺麗に取る魔法などなど。いや、確かに攻撃的な魔法ばかりはなぁとは思っていましたよ。けど、便利にしたって限度というものがあると思うんです。

今回のは便利も便利。超便利な魔法ばかり。フェルンは変な魔法と言っていましたがとんでもない。どれも欲しいものばかりです。私はお茶はそれなりですが、温かいお茶はあまり好きではないので欲しいとは思いません。でも、登山家など人によっては喉から手が出るほど欲しいんじゃないかと思います。

フリーレンは何十年、場合によっては数百年魔法収集の旅を続けていることになります。にもかかわらず、全てを集めたわけではないということは本当に途方もない数の魔法がありそうです。

これだけではの魔法はどのようにして生まれたんだろう

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70年以上前にヒンメルに救われた村

普通のファンタジーものだと、救われたといってもせいぜい十数年前だと思います。なんなら数年前、数カ月前というものもあります。それが悪いという話ではないんですけど、70年以上も前に救われた人ってのが良いですよね。

当然姿かたちは面影がありません。そこに物語を見出だしてしまいます。この人はどのような生活を送ってきたのだろう。結婚して、子供はいるんだろうか。みたいな感じであれこれと考えてしまい、なんとも言えない気持ちになります。

こういうところがあって、時の流れの描写は本当にジーンとくるんですよね。ヒンメルに救われた女性はまだ生きていて、ヒンメルは既に亡くなっているところも「うわあああ!」となってしまいます。

にしても、回想で登場する魔物厳ついですね。中二心をくすぐるイカしたデザインだと思います。フリーレンたちは旅をしているわけですし、今後はこういう敵が出てきたりするんでしょうか。

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蒼月草

蒼月草とは、ヒンメルの故郷に咲いていた花の事である。村の近くの森には蒼月草の群生地があったそうだが現在は目撃例が数十年はなく絶滅したと考えられている。

群生地があった所にもかかわらず、半年探しても見つからなかった。

確かに絶滅していてもおかしくありません。けど、結果的にはシードラットのおかげで発見できました。

場所は古びた建物の屋上。確かに絶滅の危機なんでしょうけど、こうして見つかるあたり結構蒼月草は生えてそうですよね。

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エルフと人間の時

蒼月草を探すために半年時間を費やしたフリーレンとフェルン。そのことにフェルンは怒っていました。フリーレンの魔法があれば助かるものも助からない、と。確かにそうかもしれません。

一方でフリーレンはフェルンの怒りを理解しつつ、人間とエルフの時間の差をあまり分かっていないように見えました。当たり前のように半年を費やすことを考えると、フリーレンのもう少しは1年かかってもおかしくありません。まぁ流石に3か月くらいだとは思いますが、それでも3か月は人間からすると長いものです。

人間を知るために旅をしているフリーレンですが、まだまだ人間を知るのは時間がかかりそうです。けど、幸いなことにフェルンが同行しています。離れないかぎり否が応でも人間の感覚を体感させられそうです。

ところで、フェルンと旅をするということは、そこまで時間が経過することはないんでしょうか。以前は50年、20年とかなり時間がとんでいましたが今回は半年ほどです。それとも数話でフェルンとお別れになってしまうんでしょうか。個人的にフェルンというキャラクターを気に入っているので、もしそうなるなら悲しいです。

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魔法を収集する理由

魔法を収集するのは分かります。あれだけ便利なものであれば欲しいと思う人は多くいるでしょう。けど、フリーレンはヒンメルと出会うまで惰性で集めていたと言います。エルフなんだから知的好奇心とかじゃないのか思わんでもありませんがまぁ良いでしょう。

きっかけはヒンメルとの出会い、というより魔王討伐の旅でした。道中で何を思ったのかフリーレンは魔法で花畑を作り出しました。それをヒンメルが褒めてくれた。だから、今は意識的に魔法を収集しているんだそうです。

これだけを聞くと恋する女性って感じですけど、見たかんじヒンメルに恋愛感情があったわけではなさそうなんですよね。そこらへんの感情も人間とは異なるんでしょうか。

アンサーとして蒼月草の花畑を作り、ヒンメルの銅像に冠を乗せた。本当に良いですね。こういう細かな感情の描き方、葬送のフリーレンの良さだと思います。

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