葬送のフリーレン 13話 感想(ネタバレ注意)天国への道中にある街

ファンタジー

人間とエルフの時間の差を描いている作品だけに、毎回葬送のフリーレンの冒頭にはビクビクしています。今回は前回と同様に勇者ヒンメルの死から28年後でした。

人間とエルフの時間の差を描いているのは面白く、葬送のフリーレンの良いところだと思っています。ただやっぱり読者的には面白いうちは長く読みたいですし、慣れ親しんだキャラクターが死ぬのは悲しいわけですよ。

だから、まだヒンメルの死から28年しか経っていないことに安心します。とか言っていると数話後には時間が飛ぶのが葬送のフリーレンです。油断はできません。

13話の大まかなあらすじ
  • 勇者ヒンメルの死から28年後
  • 北側諸国エング街道にて3人は仕事をしていた
  • 道を塞ぐ土砂崩れを撤去しているのである
  • 撤去を終えた3人は依頼人と共に町へと向かった
  • 町では解放祭が行われており3人は楽しんだ
  • そして天国への旅を再開する
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北側諸国には魔物がいて

前回北側諸国に魔物や魔族がいて、危険だから関所を封鎖しているという話がありました。最終的にはフリーレンが勇者一行の魔法使いと判明し、関所を通ることができました。そんなこともあって北側諸国はかなり荒れてるんだろうなぁと思ってたんですけど…。いや、なんかめちゃくちゃ平穏じゃないですか? 

別に荒れてて欲しいわけではありません。平和が一番です。けど、あれだけ警戒するなら大分ヤバいんだろうなぁと思うじゃないですか。にもかかわらず平穏だからビックリです。魔物や魔族はどこに行ったんだろう。

もしかして、有象無象の魔物なんかがあちこちにいるのではなく、めちゃくちゃ強い魔物や魔族が数体いて局所的に荒らしている感じなんでしょうか。

でも、それが事実なら関所を閉鎖したところであまり意味がないような気がします。あの衛兵隊長でも戦えないんじゃないでしょうか。

それとも既にフリーレンたちが退治したとか。

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フリーレンは早起きしただけで驚かれるw

昔の夢。フランメの顔を覚えているのは自分だけじゃないのかという悲しみ。悪夢って訳ではないですけど、あまり見ていて嬉しい夢ではありませんでした。

そのせいで早起きしてしまったフリーレン。ただこれはあくまでもフリーレン視点での話。フェルンとシュタルクはすでに起きていることから決して早起きでないことは明らかです。とはいえ、先ほども言ったようにフリーレン的には早起きでした。

その結果フェルンに驚かれることに。シュタルクはそれ凄いことなのと何とも言えない表情をしていました。実際人間としてはあまり凄いことではありません。なんなら怠け者が!と思う人もいるでしょう。

けど、そこはエルフのフリーレン。当たり前ですけど、生きる長さが異なれば寝起きの時間も違いが生じます。そう考えると人間らしい生活をしているフリーレンは凄いのかもしれません。まぁ他のエルフが出てきていないので、もしかしたら他のエルフから見てもフリーレンは怠け者なのかもしれませんがw 

にしても、早起きのフリーレンを褒めるフェルンもアレだけど、ご褒美を享受しているフリーレンもアレだよね。何だこれとジト目で見るシュタルクのほうがまともでした。でもそんな2人が可愛いし良いよね。

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土砂崩れの撤去

この土砂崩れは自然によるものなのか、それとも魔物によるものなのか。魔物がこんなことをやっていればいずれ街に被害が及ぶ。けど、そういった感じはなかったし自然災害なのかな。魔物や魔族のいなさ過ぎてこれはこれで不気味です。

そんな土砂崩れを行商人らしき人物に頼まれて撤去する3人。シュタルクは土砂崩れを撤去することにご不満の様子。馬車を魔法で移動させれば良いじゃない。

確かにその通り。行商人のおじさんはあくまでも向こうに渡りたいだけ。けど、フリーレンが言うように次に来た人が渡れなくなってしまいます。

しかも、このおじさん街の人のようだから次も同じ場所を通るだろうし、今後を考えるなら土砂崩れを撤去するほうが良いでしょう。

人のことにあまり興味がなかったフリーレンがこのようなことを考えていると思うと嬉しくなります。フェルンが言っていたという言葉から、フェルンの教育が上手くいっているということ。ますますフェルンのママ度が高まりますね。

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シュタルクとシュタルク様

シュタルクは、フェルンのシュタルク様呼びが嫌なんだそう。そのときに年齢が近いことを理由の一つにあげました。確かに容姿だけで判断するなら同じ年に生まれていてもおかしくありません。でも実際のところ2人は何歳なんでしょうね。

ここまで見ていて具体的な年齢は出なかったはずです。時代が昔だからといってもある程度の年齢は分かります。ただ2人とも親がいないんですよね。戸籍なんてものがない時代・世界だからこそ親が覚えているはずなんですけどその親がいないとなると年齢が分からないのは仕方がないのかもしれません。見たかんじ20歳いってるのかな、くらいの認識です。

で、話を戻すとシュタルク様と呼ばれるのが嫌なシュタルク。フェルンとしてはそこまでのこだわりがないようで、あっさりと呼び捨てになりました。

ただ敬語もなくなっていて、めちゃくちゃフレンドリーで違和感があります。でも、そんなフェルンも可愛いというか、なんならこっちのほうが自然だし良いよね。面倒くさいなこいつ…は最高でした。

でもそのあとすぐにシュタルク様に変わってたし、呼び方や話し方を変えることに恥ずかしさを覚えていたりするのかな。

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エルフは絶滅危惧種

エルフが主人公なのに、フリーレン以外のエルフが登場しないことは不思議に思っていました。でも今回でそこらへんが明らかになります。

エルフは長生きだけれど恋愛感情や生殖本能が欠落しているらしい。長寿の代価としてそこらへんがないというのは、こういう世界観ではお決まりなんですかね。それこそ小説家になろうのファンタジーものではありがちな設定です。

前から思っていましたが、葬送のフリーレンはそういうテンプレを基本としつつ、独自の展開を繰り広げていますよね。独自設定から独自の展開より、テンプレな設定から独自の展開のほうが個人的には好みです。

そんなエルフとフリーレンが最後に会ったのが400年以上前w 

世界は広いとはいえここまでエルフに出会わないとなると本当にフリーレン以外絶滅している可能性があります。それともエルフは特定の場所からあまり移動したがらない人種なのかな。その割にはフリーレンはあちこち旅をしているけど。

でもこれでヒンメルとフリーレンの関係性の謎が解けました。ヒンメルは明らかにフリーレンのことを好いていて、フリーレンも自覚こそないがヒンメルの事を好いていました。ヒンメルの性格を考えると想いを伝えるはずです。

にもかかわらず何も言わなかったのは、フリーレンに伝わらない可能性が怖かったのかなぁと思いました。ヒンメルはそんなに臆病じゃないかな。それともフリーレンを混乱させたくなかったとか。一番は人間とエルフの生きる長さが違うから、フリーレンに想いを伝えて置いてけぼりにできなかったから。

まぁ色々と考えられる可能性はあるんですけど、エルフが恋愛感情を欠落しているというのは2人の関係を進展させるうえで大きな壁になったのは間違いありません。ヒンメルも可哀そうだけど、その想いを自覚できないフリーレンも可哀そうですよね。

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忘れられないために

ヒンメルは顔がイケメンなだけでなく心までもイケメンなんですね。これは前々からのエピソードで分かっていたことですが、今回改めてそのイケメンっぷりを目の当たりにしました。

街で行われたのは解放祭という80年前から続く伝統行事でした。街を支配していた魔族を勇者ヒンメル達が撃退してくれた。そのことを忘れないようにと始まったお祭り。その象徴となっているのが4人の銅像でした。

この銅像元を辿ればヒンメルが作らせたもの。冗談で自分のイケメンっぷりを残したいからと言っていましたが実際のところは違うとヒンメルが語りました。

みんなに覚えていて欲しいから。未来のフリーレンを一人ぼっちにさせたくないから。自分たちは確かに実在したんだと、その証明として銅像を作っていたのです。

マジでイケメンすぎる。そりゃ恋愛感情が欠落しているフリーレンにも恋愛感情が芽生えますわ。しかも、ヒンメルがそう言うに至ったのが、フリーレンの師匠であるフランメの顔を覚えているのは自分だけという彼女の言葉。そのことをしっかりと覚えていての銅像だからもうね、ヤバイとしか言いようがありません。ヒンメル最高。

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