満州アヘンスクワッド 7話 感想(ネタバレ注意)まるで正義のヒーローじゃないか

サスペンス

前回勇は青幣のボスの一人であり麗華の父である杜月笙に目をつけられました。それだけなら良かったんですけど、最悪なことに杜月笙の抹殺リストに勇が加えられてしまったのです。

挙句の果てに伝説の殺し屋「死立屋」に依頼される始末。この死立屋は杜月笙が青幣のボスになるために雇った男で、なんと幹部を50人以上も始末したんだとか。

つまり、勇はもう死んだと言っても過言ではありません。だってこんな男から逃げられないでしょ。しかも、逃げようとしたら間違いなく三郎やセツを人質に取られます。なんなら先に二人が殺されてもおかしくありません。だから、ぶっちゃけ7話を見るのは不安でした。

三郎は割とどうでも良いんですけどセツは可愛くて好きなので、そんな子が殺されるんじゃないかとビクビクしていました。しかも、死立屋が登場してからの7話だから最速で今回勇の前に現れてもおかしくありません。そんなことを思っていたんですけど、なんともまぁビックリ。死立屋は出てこないし勇はヒーローみたいでカッコいいし、7話はお気に入りのエピソードです。

7話の大まかなあらすじ
  • リンという女の子は市場でアヘンの取引をしていた
  • その光景を遠くから見ていた勇と麗華は、リンを仲間に引き入れることにした
  • なんとかリンと接触するも何時か両親が迎えに来るかもしれないと断られてしまう
  • 元の部屋へと戻ってきたリンだったが、両親はかなり前に殺されていたと知った
  • そこへ畳みかけるかのように火事が発生して…
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満州にどれくらい日本人がいたんだろうか

満州国とは言っても、現代の日本人の感覚からすると中国のようなものです。だから、満州国には中国人というか、満州人が多くを占めているんだと思っていました。

これは調べたかんじそこまで間違っていません。時代にもよりますが、総人口は大体3000万人くらい。滅亡前は4000万人くらい居たと言われています。

これは正直ビックリです。というのも、このときの日本の総人口は7000万人くらいだと言われています。つまり、日本の半分くらいの人が満州には居たわけです。

では、満州にはどれくらいの日本人がいたのでしょうか。これも調べてみたんですけど、大体25万人くらいでした。時代にもよりますけどね。それに日本人とは言っても、当時は朝鮮人や台湾人も日本人という枠に組み込まれていたので、彼らも含めるなら200万人くらいが満州に居たとされています。

どうしてこんな話をしているのかというと、私のイメージでは満州にはそこまで日本人はいないし、青幣の下っ端に日本人がいるとは全くもって思っていなかったからです。

関東軍なら分かるんですけど、青幣ってことは満州のマフィアみたいなものです。しかも、青幣は関東軍に商売の邪魔をされていることもあり、日本人のことをめちゃくちゃ嫌っています。

わざわざ日本人を雇うはずがないという先入観がありました。だから、リンが日本人と判明した際はとても驚いたものです。

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リンという日本人の女の子

どうして日本人であるリンが青幣のもとで働いているのか謎でした。しかし答えを聞いて納得です。満州におけるアヘンの売買は関東軍が深く関わっています。憲兵の拷問をみれば分かるように、関東軍以外のアヘンの売買は厳しく取り締まられています。

そんな状況では満州人よりも日本人のほうが警戒されづらいのは当然のことでしょう。しかもリンはまだ幼い女の子です。仮に満州人であっても、幼い女の子まで関東軍は厳しくチェックはしないはず。そういった心理を突くために、リンは青幣に雇われていました。

なんというか酷い話ですけど、こういうのって昔は本当にありそうで悲しいですね。

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取引の合図

アヘンを欲している人は手で形を作り売人が渡します。確かにこれ効率的ではあるけど、手で形を作るのってかなりリスクが高いですよね。もし、一人でも売人かアヘンの購入者が捕まればバレるだろうし、後はそういった事をしている人がいないか監視するだけ。

それだけで多くの売人を捕まえることができます。どれだけリンが幼い日本人の女の子だからといって、このようなやり方ではそこまでの優位性はないような気がします。

リンがまだ捕まっていなくて幸いでした。

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リンの能力

この取引の合図は危険とはいえ、リンの能力を考えればピッタリなやり方なのかもしれません。リンの能力は瞬間記憶能力というもので、一度見たものは絶対に忘れないんだと言います。つまり、視界の片隅にでも合図が写れば、瞬時にリンは気づくことができるというわけです。

こういってはなんですけど、客の満足度はかなり高いんじゃないでしょうか。絶対に合図を見逃さないってそういうことじゃないですか? 

しかし麗華がリンを欲しがっているのは合図を見逃さないからではありません。具体的な麗華の考えは分からないですけど、関東軍が目を光らせているという言葉から、何かあった際にリンの記憶からその人物を辿ることができるかもしれない。現代で言うところの監視カメラの役割をリンにしてもらおう考えているんじゃないかと思いました。

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親という名の希望

とは言え、リンは麗華の言葉とはいえ頷くことはありませんでした。なにせリンは両親に売られて青幣に来たものの、両親の涙や言葉からいつか迎えに来てくれると信じているからです。

なんという健気さ。だからこそ、ジャンキーのあまりにも無神経な言葉には苛立ちを覚えます。ジャンキーいわくリンの両親は日本に逃げようとして、青幣の人間に殺害されたそうです。

つまり、リンは既に存在していない両親を信じて、アヘンを売りさばいていたことになります。しかも、仕送りをしていると思っていたお金はジャンキーの懐に入っていたと言うんだから胸糞悪いとしか言いようがありません。

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勇かっけー!

真実を知ったリンに生きる意味はありませんでした。そこへ勇が颯爽と現れるんだから、マジでヒーローというしかありません。

今までの勇は情けない姿ばかりを見せてきましたが、この感じを見るに今後はもっとカッコいい姿が見られるんじゃないかと期待してしまいます。

やっぱり主人公はカッコよくないとね。

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