満州アヘンスクワッド 6話 感想(ネタバレ注意)ヤバい奴に目をつけられるw

サスペンス

これあれじゃん。お偉いさんの娘に手を出してぶちギレられるやつw 

勇の場合は手を出すとは言っても、阿片を作り売るだけですが。だけですが、というにはあまりにもヤバいことをやってるんですけどね。しかも、このアヘンを売るというのが非常に宜しくない。

単に麗華と仲良くしているだけなら、まぁ何とかなったはずです。日本人であることを考えると微妙かもしれませんが、殺し屋を雇うほどではありません。

では、何が杜月笙の怒りを買ったかというと「アヘン」です。杜月笙がボスをやっているのは青幣というところですが、Wikipediaを見るにアヘンによる売り上げが非常に多かったそうです。

ようは勇は商売敵ということになります。しかも日本人であり、明らかに上物のアヘンを売っている。いかに商売敵とはいえ普通なら殺そうという発想にはならないんですけど、違法なことをゴロゴロやっているところのボスならそんなことお構いなしです。

つまり何が言いたのかというと。勇、死んだな。

6話の大まかなあらすじ
  • 勇は母親の死体を燃やす
  • 阿片を売る意味がなくなるも、日本に帰って裕福な生活をするため1万圓を稼ぐことにした
  • 一方阿片窟に訪れた杜月笙は娘と共に日本人がいることを知る
  • そして、その日本人を殺すため死立屋と呼ばれる殺し屋を雇うのであった
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母、死す

5話の最後を見るに母親が生きている可能性はありませんでした。

だから前話の感想には、母親が死んだ以上アヘンを売る意味がなくなるよねと書いたんですけど、今回の冒頭は割とギョッとしました。

1ページ目の1コマ目だけを見ると生きてるみたいじゃないですか。顔が血で汚れているから水をかけて綺麗にした、みたいな。だから、生きているならアヘンを売る意味があるし、そこらへんの葛藤がなくなってつまらないじゃんと思っていたら、次のコマをみて安心しました。

人が死んで安心するってクズじゃんとは思うんですけど、ここで母親が生きているのは面白くないですよね。不謹慎だけど。だから、これで良かったんだと思います。

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火葬というには余りにも荒々しい

ペストで亡くなった以上、土葬というわけにはいきません。調べたかんじで満州国は宗教上火葬は駄目みたいです。とは言え、さっきも言ったように母親の死因はペストなんですよね。

大昔に黒死病が流行ったとき、多くの国が土葬でした。それくらいペスト菌に土葬というのは相性が悪いわけです。かといって、普通に燃やすには火力が足りません。

だから、勇は油をかけることで火力を増したのです。

私は火葬なら耐えられます。だって、現代の基準ではそれが普通ですし、自分が燃やすわけではないですから。しかし勇は自分で母親に油をかけ、火をつけました。

その心境を思うと胸が締め付けられます。

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ペストって恐ろしいよな

こうして見るといかにペストが凶悪か分かります。致死率は症状にもよるけど、発症すると50%を超えるものがあります。しかも、肺ペストなんかは24時間以内に死ぬと言われてますからね。

でも本来致死率の高い病気は流行りません。どうしてかって他の人に感染させる前に死んでいくからです。コロナがどうして流行っているかというと、ペストなんかと比べて致死率が低いからです。

にもかかわらず、大昔どうしてペストが流行ったかというと、さっきも言ったように土葬だからでした。しかも昔は不衛生ですから当たり前のようにネズミがいました。

そいつらが人間に移していったのです。

ちなみに、ペストの大流行は確実にこうだと言える情報はありません。そのためネズミではなくノミだという説もあります。そこらへん調べると面白いので、気になる方は是非調べてみてください。

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勇のアヘンは強力だ

これに関しては前々から分かっていたこととはいえ、実際に中毒になったところを見たわけではありません。だから、今回の最後らへんの展開には驚きました。

アヘンをくれと錯乱し、杜月笙に撃ち殺された男。彼は2話の阿片窟にいた人物でした。そのときは中毒者というには余りにも落ち着いた様子で、本当に中毒者なのか疑うほどでした。

しかし、たったの一度だけ勇のアヘンを使っただけであの依存っぷりです。勇のアヘンがどれだけ強力なのかよく分かりました。それと同時に勇は絶対に使ってはいけないということも分かりました。

勇だけではありません。三郎やセツもです。一度でも使おうものなら逃れることなできない地獄へと叩き落されることになります。想像するだけで恐ろしい…。

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勇の選択

ついにやってきました!

母親を失ったことで勇はアヘンを売る理由がなくなったわけです。本来であればここで辞めるはず。しかしメタ的な話をするなら、ここで辞めてしまうと物語が終わってしまうのでありえません。では、どうやって勇に続けさせるのか、そこがここ数話の最大の見どころだと思っていました。

まさかの麗華が発破をかけるとは。とは言え、これはよくよく考えると普通の事です。なにせ麗華は仲間を3人も殺しました。殺害の動機は勇と商売をするため。それだけの覚悟を持ってやってきたわけです。そう考えると勇には何がなんでも辞められるわけにはいきません。

だから、母親のように弟や妹も死ぬと脅しにかかりました。でもこれは効果的ですよね。実際にそうやって死んでいく人は多くいます。しかも勇の場合は母親がそうやって死んでいる以上、簡単に不吉な未来を想像できてしまいます。辞められませんよね。

とは言え、勇はただ麗華の言葉に従うわけではありません。日本に帰って裕福な生活を送りたい。そこにどれだけのお金がかかるか計算し1万圓という結論が出ました。

1万圓を稼いだら辞める。それが勇の選択でした。

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