満州アヘンスクワッド 5話 感想(ネタバレ注意)まぁ母親はこうなるよね

サスペンス

青幣のアジトに行って、そのあと麗華のアジトに行った。濃密な体験だったけど、わずか1日の出来事でした。それから家に帰宅して憲兵がいて、そのあと麗華が現れた。

息つく暇がありません。結局母親とは顔を合わせずにアヘンを作り、売買に出かけましたよね。それをみてだいぶ不吉な予感がしました。

私は1話の感想に肺ペストは1日も持たない、みたいなことを書きましたが、1話を読み返すと肺ペストだと決まったわけではありませんでした。ただペストに感染したのは事実であり、具体的な病名は何であれ時代背景を考えると助かる見込みはかなり薄いものでした。

そしてアレから一度も母親を顔を見ていないということは、メタ的な話になりますが既に死んでいるというパターンの可能性が高いよなぁと思っていたら…。案の定の展開でした。

感想を書くにあたりペストに関するニュース記事を読んだんですけど、本当に致死率が高いんですよね。例えば敗血症性のペストの場合、発熱から1週間で死亡しています。

この現代にあってもこれなんですよ。満州の僻地には医療施設なんてないし器具もない。薬にいたっては高価で買えないし確実に治るというわけではない。そりゃ無理ですよ。絶望的です。

当初から予想していた通り、母親は助かりませんでした。

勇は母親を助けるためにアヘンを売っていたのです。普通の商売であれば、一時的に気落ちすることはあっても辞めることはありません。だって合法だし、今後生きていくにはお金が必要です。

しかし、アヘンの密売は違法であり、多くの人を不幸に叩き落します。それを作っているだけでなく売っている。母親を助けるためという言い訳を失った勇は、果たしてこのまま続けることができるんでしょうか?

今までの勇ならすぐに辞めていてもおかしくありません。1話のときなんか本当に気弱だったし、他人を不幸にするものを売るような人間には見えませんでした。

しかし、ここまで裏の世界を体験し、安易にお金を稼げることを知った。それに関東軍の悪逆非道っぽりも身をもって体感した。勇が続けるための材料はすでに揃っています。

そのうえで勇がどのように判断するのか、次回が楽しみですね。

5話の大まかなあらすじ
  • 阿片煙膏を作った勇は、さっそく麗華と共に商談へ向かった
  • 満鉄社員に売るためホテルへとやってきた勇は研究者を装うことにした
  • そこで紆余曲折ありながらも風見に服用させることに成功した
  • それから次々と満鉄社員に煙膏を服用させ中毒者への第一歩を強制的に踏み出させたのである
  • ついに目標額集めることに成功した勇だったが既に母は生き途絶えていた
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マジで謎だよな

2話の感想にも書いたんですけど、勇はどうやってアヘンの作り方を学んだんでしょうね。関東軍は芥子の栽培からアヘンの製造・販売までやってるんだから教わってもおかしくないとは思いました。でも、そんな描写なかったですよね。

怪我をするまでは普通に陸軍にいたし、それ以降は農業義勇軍にいました。芥子の栽培は農業だからこの時に教わったのかなと思わんでもないですけど…。どうなんでしょう。

そんな勇ですが、今回作ったのは阿片煙膏と呼ばれるものでした。アヘンの煙膏です。つまりどういう事なんだと調べたんですけど、ようはアヘンを油にしたものです。

それを煙として吸うんだそうです。

阿片煙膏そのものは一般的なものですが、勇の場合は純度が高いものでした。普通はかさ増しするために大豆の汁などを混ぜます。そうすれば通常よりも多くのアヘンを作ることができるからです。

一方で不純物を混ぜると効果が薄かったり、混ぜ物によっては気分や健康を害します。そういうものが蔓延しているなら、高純度のものをそれなりの価格で販売してしまえばいい。

てなわけで、勇は高純度の阿片煙膏を作ったわけです。

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高純度によるデメリット

私はアヘンには全然詳しくないのでもしかしたら間違っているかもしれませんが、素人ながらいくつかのデメリットを思いついたので書いていきます。

最大のデメリットは生産性だと思っています。どうして他の人が不純物を混ぜるかといえばコスパが良いからです。芥子を多く栽培しようとすれば人員が必要ですし土地も必要になります。だから、出来る範囲で芥子を栽培しなければなりません。

そのうえで多くのアヘンを売りたいなら混ぜ物を使うしかないわけです。しかも、これは勇のように一人でやっている場合は現実的な話になってきます。

今は少人数を相手にしているから良いけど、麗華の目標は満州国を支配することです。ということは、多くの芥子や人員が必要になってきます。しかも、純度が高いものとなると他のアヘン製造者よりもコストがかかるでしょう。現実的とは言えません。

次に純度を高めるには何度もろ過しなければなりません。これも時間と人員がかかります。ようは勇のやり方ではお金も時間も人も必要なんですけど、本当にこれを続けることができるんでしょうか。

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男たちチョロすぎん?

いや、麗華は綺麗だしエロいよ? 

でも、どいつもこいつもデレデレしすぎというか、すぐに抱こうという考えに向かっていて脳みそと下半身が直結しているとしか思えません。

その結果あっさりと煙膏を使わされてアヘン漬けです。アヘン類は一度でも手を出すと辞められなくなると言います。性欲を満たしたいがために依存者になるの本当に馬鹿ですね。

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