薬屋のひとりごと 2話 感想(ネタバレ注意)出世する猫猫と翡翠宮の優しい人たち

ミステリー

晴れて玉葉妃の侍女となった猫猫だったが、どうも様子がおかしい。玉葉妃の侍女は4人に対し、梨花妃の侍女は10人を超えている。

他の上級妃を見ても玉葉妃の侍女は少ないという。つまり、玉葉妃の侍女たちは少数で大仕事をしなければならず、本来であれば猫猫の手だって借りたいはず。にもかかわらず、猫猫が手伝おうとしても翡翠宮、つまり玉葉妃の侍女たちが断るのだ。

仲が良い4人の中に異物が入るのを良しとしていないのかと思いきや、断りはするもののお菓子をくれるなど気遣う様子が伺えた。

訝しむ猫猫だったが、後にとんでもない理由が判明して!?

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翡翠宮の侍女が少ない理由

翡翠宮とはつまり玉葉妃が住まう宮殿なわけですが、そこで働く侍女が少ないのだと壬氏はいう。これはあらすじにも書いてありますが、梨花妃は10人以上の侍女がいるのに玉葉妃はわずか4人。梨花妃や玉葉妃のような上級妃にとって侍女が4人というのはめちゃくちゃ少ないらしい。

ということで、壬氏は上級妃としての見栄えを良くするために玉葉妃の侍女を何としても増やしたい。一方で玉葉妃は増やしたくない。そこで猫猫が登場というわけですね。

下女が公主を救った。その建前を使われると断れないと分かっていて壬氏は猫猫を下女にした、と。ぶっちゃけ上級妃の見栄えなんてどうでも良いじゃんと私は思うんですけど、派手さなんかが求められそうな時代ですもんね。

いや、この世界の時代がどこらへんかは分からないですけどね。けど、皇帝とか後宮とかあるということは中世くらいだろうし。そう考えると色々と利用されている猫猫が可哀そうになってきた。

攫われて後宮で働かされ、人攫いに給金を渡したくないから大人しくする。けど、結局出世して見事に給金が増えました、と。悲惨だw

話がそれましたが、結局玉葉妃が侍女を増やしたくない理由って何なんでしょうね。想像するに今回のような事件を減らしたいからとか。

まぁ今回は乳母による事故のようですけど、人数が増えれば裏切物が紛れ込む可能性もあるし、人心掌握が難しくなってくる。だから、侍女を増やしたくないと考えると自然ですよね。

けど、それはそれで少ない人数で仕事をしなくちゃいけず大変なあまり逃げ出したりしそうだけど、今回の顔見世だけでも分かる侍女たちの有能っぽそうな感じ。良いっすね~。

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翡翠宮での猫猫のお仕事

今までの猫猫は下女らしく雑用がメインでした。良い方は悪いけど馬鹿でもできるお仕事。

とはいえ、上級妃の宮殿となると入れる人は限られているわけで、案の定侍女も変わらず雑用などをこなしていました。だから、猫猫もそういうことをするのかなぁと思いきや、侍女のお偉いさんみたいな人から断られる。

猫猫は困惑していましたが、もちろん猫猫以下の頭をしている私も大困惑でした。でも、よくよく考えるとそうなるよねって感じのお仕事が猫猫に与えられました。

それは毒味。今回の件も白粉の毒によるものだった。そういう知識がある以上、時代が時代な訳ですし毒味は避けられないんでしょうね。

周りからは憐れまれ、余計な仕事は与えられずって感じでしたが、肝心の猫猫が毒味を喜んでいるんだからかなり酷いw

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猫猫の狂気

玉葉妃は妊娠中に2回も毒を盛られたという。そのため毒味役が2人被害にあった。1人は幸いにも軽症だったが、もう1人は神経を蝕まれる重症。それくらい毒味役を危険なことで、にもかかわらず猫猫は大喜び。

どうしてそんなに喜べるのかと思いきや、まさかの昔から自分自身に毒を投与していたというイカレっぷり。

いや、こういうキャラいますよ。毒に耐性があって、実は子供のころから毒を投与することで鍛えていた、みたいな。でもそれってほとんどが敵役で、たまに味方にそういうのがいる、くらいなもんだと思うんです。

しかし、猫猫は主人公にもかかわらずめっちゃ毒を投与して即死するような奴じゃないかぎり大丈夫だと自信を持っている。しかも、バトル漫画じゃなくてミステリー。こうして改めて文字にしてみるとかなりカオスですね。

なにが面白いって自分自身で体のあちこちを傷つけてるのに、侍女仲間は親に虐待され後宮に売り飛ばされたと思われているところですよね。確かに主人公が自分にするような傷じゃないくらい荒れてますけどw

まぁそんなわけで猫猫は侍女たちに甘やかされてるんですけど、肝心の猫猫は豚になりそうとちょっと悲しげ。どうしたのかと思えば薬が開発できないから。

猫猫が薬屋だということを考えると、かなり真っ当な考えだと思います。その薬の作り方が人が目を背けたくなるような傷を自身につける、じゃなければですけどね。

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優しい侍女たち

これ珍しいなぁと思ったのが、侍女たちが優しいんですよね。下女が出世して上流階級や中流階級の人たちと同じ場所にいくと必ず発生するのがいちゃもんです。

なに下民がここにおんねん的なやつ。しかも、これくらい階級が分かれている世界なら、そういうのがあってもおかしくないはず。それこそ上のほうでも触れているように、猫猫に仕事を与えず無視するみたいなことがあっても変ではありません。

しかし侍女たちは猫猫を無視するどころか、痛々しい傷や無口なことから虐待を疑い心配をする。毒味という大役を押し付けられた猫猫には出来るだけ楽に過ごしてもらおうと気を使う。

といったように翡翠宮の人たちめっちゃ優しいじゃないですか。それがかえって不自然に思ってしまう自分自身の性根の悪さに驚きですw

でも4人で今まで仕事を回してきたということはそれだけ有能ってことですよね。有能な人が意地悪なわけない、といった安直な考えは正直あまり好ましくありませんが、こうして身内がほんわかしていると安心して読むことができて良いですね。

でも、4人が優しいってことは他の上級妃の侍女は駄目なんだろうなぁw

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壬氏と猫猫

壬氏は1話から居たんですけど、何者なんでしょうか。

本来後宮とは帝以外の男は入れないはず。後宮に男が入れるということは不貞行為があってもおかしくないということ。そうなると誰の子か分からない皇帝爆誕ということになりかねない。ということを考えると壬氏は男のアレをそぎ落とした宦官のはず。

なんとも美しい宦官で、そこらへんは猫猫も1話で訝しんでいました。で、2話の壬氏はどうしたかというと、相変わらず何かを企んでは猫猫に嫌な目で見られるという。

ドMからすれば最高の表情かもしれないけど壬氏はどうなんでしょうか。猫猫の表情に反応しないあたりその素質がありそうですけど。なんなら既にドMの可能性あり。

そんな壬氏を露骨に嫌っている猫猫ですが、正直私も猫猫の気持ちは分かります。別に嫌いではないんですけど、正体不明すぎてかなり胡散臭いですよね。あまり近づきたくないタイプです。表ではニコニコしながら内では真っ黒なんて良くあることですし。

そんな壬氏であっても猫猫の機嫌を変えてしまうのが調薬。薬や毒に関わる事なら大歓迎。壬氏の頼み事は媚薬の調薬。猫猫は時間と道具さえあれば準ずるものを作れるんだとか。

ところで、媚薬って何なんでしょうね。物語ではよく出てきますけど、現実ではあまり聞きません。調べてもR18な通販で売ってるくらいで、評判はあまり聞かず。なんかこんなことを書いていると気になってきました。媚薬、本当に効果あるんですかね。

そして、壬氏はなぜ猫猫に媚薬の調薬を頼んだのか。宦官ということはお相手は男なんだろうか。でも宦官って性転換とは違うし、壬氏だって女性に興味を持っている可能性のほうが高いですよね。

物語は始まったばかりで登場人物たちには謎ばかり。とりあえず、猫猫が調薬した媚薬が何に使われるのか、気になります。

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