薬屋のひとりごと 1話 感想(ネタバレ注意)後宮の呪いと猫猫の推理

ミステリー

薬草を摘みに出かけた先で猫猫は人攫いにあった。人攫いが売った先は後宮だった。後宮とは、多くの妃が住まう宮殿のことである。猫猫は後宮に売り飛ばされ、下女として働いていた。

文字の読み書きができる猫猫は、本来なら今より高い地位と賃金を得ることができるのだが、はやく帰りたい上に人攫いに金が渡ることを嫌っているため今の地位に甘んじていた。そして、今後もそうするはずだった。

しかし、人生とは分からないもの。それは猫猫が後宮で働いていることから明らかだった。猫猫は後宮でてきた友人の小蘭からある噂を聞いた。帝の世継ぎ3人が生まれて間もなく亡くなったのだという。

1人ならまだしも、3人が連続して亡くなったため、呪いではないかと後宮では噂になっていた。元々薬師をやっていた猫猫は人一倍好奇心が強く、今回も好奇心に抗え呪いの正体を調べることにしたのだが…。

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人攫いが後宮に売り飛ばす

なんとなく人攫いと言うと奴隷というイメージを抱いていたんですけど売り飛ばされた先は後宮でした。おそらく昔の中国をモデルにしているであろう薬屋のひとりごと。

ということは、本当に昔の中国でも人攫いが後宮に売っていたんでしょうか。後宮ってようは次の帝となる子供を産む場所な訳で、国にとって重要な場所だと思います。

そんなところによく分からない人間を連れ込むってのも中々だし、なんなら国が運営しているところで人身売買ってのも凄いですね。

とは言え、時代が時代なら人身売買が当たり前に行われていたし、そういうこともあるんでしょうね。

気になって調べたんですけど、結局分からずじまいでした。本当に後宮に売り飛ばされていたのか、めちゃくちゃ気になります。

人攫いと言えば不思議なのが、売られた人、つまり猫猫の給料から引かれて人攫いにお金が渡るという仕組みはどういうものなんでしょうか。

本来後宮側が猫猫の購入代金を払わなきゃいけないんだけど、それを猫猫自身が働いて返しているってこと?

たぶんそういうものなんだと思いますが、だとしたらめちゃくちゃ理不尽で笑ってしまいますね。

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文字の読み書きができる猫猫とできない人たち

昔の中国をモデルにした舞台というのは理解できます。ただ、具体的にどれくらいの時代を想定して書いてるんだろうか。

具体的な時代が分かったところで私の頭ではどうこうすることはできませんが、なんとなく識字率のことが気になりました。

日本の場合、Wikipediaの情報ですが1880年代に調査したところ60%を超える識字率のところがあれば、20%を下回るところもあり地域差が激しかったんだそうです。

そうなるともっと昔は1880年代よりも低いでしょうし、それ以前であろう薬屋のひとりごとの世界も確かに識字率が低そうですね。そんな中で猫猫は文字の読み書きができる、と。めちゃくちゃエリートですね。

薬屋ってそんなに賢くないと出来なかったのかなぁ。そりゃ賢くないと知識は得られないだろうし賢いのは当然だけど、猫猫が文字の読み書きを覚えた経緯はどういうものだったんでしょうか。

さて、そんな賢い猫猫ですが、猫猫は出世の道を望んでおらず現状維持。でも、この考えは理解できます。私の場合は単純に面倒くさがりなだけですが、猫猫は稼いだお金が人攫いに渡るのを嫌ってのこと。当然っちゃ当然ですよね。

なんで自分を攫った連中の稼ぎを増やさないといけないのか。こうして考えるとますますこの仕組みの謎が深まります。こういうのって実際にあったことなのかな。

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猫猫の容姿

下女とは雑用の仕事をやる女のこと。そして、猫猫がいるのは妃が住まう宮殿。つまり、皇帝が妃に会うためにやってくるということです。そうなるとただの下女であっても皇帝に見初められることがあるわけです。

現代では大して珍しくない一般人の妃ですが、こういう階級がハッキリとした時代だと難しかったんでしょうね。現代ですら珍しくないとはいえ、やっぱりバッシングがあるわけですし…。

でまぁ、そんな可能性があるにもかかわらず猫猫はありえないと一蹴。理由は単純に見初められるだけの容姿ではないから。確かに胸は大きくないし、顔立ちもそばかすが多い。

でも、ぶっちゃけ好みは人それぞれじゃん?

そう考えると猫猫の考えがフラグに見えて仕方がないんだけどどうなんだろうw ちなみに私は猫猫の見た目は好きですよ。まぁ漫画だからってのが大きいんだろうけど。

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連続死と呪い

さて、そんな悲観的な猫猫に友人の小蘭が迫真の表情で話しだしました。なんでも皇帝の御子が生まれて間もなく亡くなったのだとか。しかも、1人だけでなく3人も相次いで。

確かにこれだけだと呪いのようにも見えますね。しかも時代が時代ですし。でも冷静に考えるとそんなはずなく、むしろ何者かが殺しまくっているようにしか見えません。

でもでも、皇帝の御子ですよね。順調に育てば次の時代の皇帝になるでしょうし、女性だと国の重鎮と結婚して皇族の地位を確かなものにするはず。そんな御子は当然警備が守っているでしょうし、そこまでの危険を冒して犯人は何を得ることができるのか疑問です。

猫猫がいる国の周辺状況はどういった感じなんでしょうか。すぐ近くに敵国があったりするんだろうか。

現在の状況は2人の御子が生き残っている。

1人は梨花妃の御子「東宮」

もう1人は玉葉妃の御子「公主」

しかし、そんな2人のところに医官が入っていたのだから大騒ぎ。確かにここまで続くと呪いを疑ってしまいますね。

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梨花妃と玉葉妃の対立

案の定気になった猫猫は調べるために上級妃の宮へ。そこで目にしたのは梨花妃が怒りのままに玉葉妃をビンタする光景でした。

これだけだと何となく玉葉妃が笑みを浮かべていて、こいつが犯人じゃないのか!?となりそうなものですけど、怒り狂う梨花妃とは対照的に冷静に諭す玉葉妃。

彼女たちの言葉から状況を整理すると、梨花妃は玉葉妃の子が娘だから息子である吾子を殺害しようとしたと考えている。一方の玉葉妃は娘の小鈴も同じように苦しんでいるからそんなことないと分かっているはずと主張。

確かに玉葉妃が言っていることのほうが正しくみえます。そんな状況で猫猫は冷静に推理。頭痛と腹痛と吐き気、そしてげっそりとした様子の梨花妃。

猫猫はこれだけで呪いではないと見抜いたようですけど私には何がなんだか。呪いではないと断言するということは、ハッキリとした死因が分かったってことですよね。

すげえ。

てか、マジで死因が分かりません…。

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届かなかった猫猫の推理

今までの症状と梨花妃の様子から原因が分かったように見えた猫猫。いや、実際分かっていたんだと思います。だから、簡単な文を2人の妃の元に置いた。その結果、梨花妃の御子である東宮が亡くなった。

猫猫の言葉を信じていれば、という考えはあるものの、それはあくまでも信用できる場合に限ります。今回は猫猫が書いたということは知られず、仮に知られたとしても信用できるかは別問題。

もし、文を妃のもとに置くのではなく届けたらどうなっていたんでしょうか。考えても仕方がないことだけど、あまり変わらない結果になっていたような気がします。

さっきも言ったように猫猫の身元は不明でただの下女。いきなり信用するにはハードルが高いように思います。

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猫猫、発見される

さっきの続きになりますが、結局信用されなかった猫猫の推理。しかし、玉葉妃と謎の宦官「壬氏」は猫猫のことを気にかけていました。結果を見れば玉葉妃の御子である公主は助かった。

たまたま助かったのかと思いきや、見ず知らずの猫猫のことばを信じていたという。悲しいことに梨花妃は信じることができる東宮は亡くなった。もちろん、これは責められるようなことではありません。

正体不明の文を信じることができた玉葉妃が凄いだけ。そんな玉葉妃と壬氏に呼び出されたそばかすの下女たち。これ本当に頭が良いやり方ですよね。

文の正体は分からないけれど、文が書けるということは文字も読める。そして、猫猫は妃の部屋までやってきたということは目撃情報があってもおかしくない。それがそばかすの下女なんだと思います。

そして、識字率の低さから文字が読める下女こそ文の送り主に違いない。頭がきれる猫猫ですら簡単に騙されたトリック。良いですね~。結果、公主を救った猫猫は玉葉妃の侍女になることに。

出世したくなくて色々なことから逃げていたのにw

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