九条の大罪 9話 感想(ネタバレ注意)新章は平穏な始まりだった

ドラマ

前回まではとても面白い反面、かなり荒々しい展開でした。もちろん展開が雑という意味ではなく、殺伐としているという意味です。

本当にこれどうなるんだろってくらい曽我部は追い詰められたものの、結局金本が曽我部に足元を掬われてしまいました。曽我部はできる限りの減刑をしてもらえたし、憎たらしい金本は裏切り者と判断されて殺された。ハッピーエンドというには暗い感じですが、曽我部の視点に立てば十分にハッピーエンドでしょう。

というのが前回までの出来事だったんですけど、九条の大罪という作品を表すには十分のストーリーですよね。しかも曽我部の物語が始まった2話はいきなり大麻を売ったり、曽我部が職質をされたりと大荒れでしたし。だから、9話もそんな感じで殺伐とするんだろうなぁと思っていました。

蓋を開けてみればめっちゃ平穏じゃないですか! 

やっていることと言えば、九条が先輩の弁護士と会話をして、その後にジョギングしただけ。普通の休日って感じです。そこで9話のタイトルに注目してみました。

「家族の距離1」

今回の出来事とタイトルを合わせて考えてみると、新章は九条の家族について掘り下げるのかなぁと思いました。もちろん、そうではなく依頼人の家族がどうこうというパターンもありますが。

パターンで言えば、依頼人の家族と接しているうちに九条の元妻と子供について思い出す、みたいなものもあり得ますよね。いずれにしろ九条の家族については謎だらけだったので、新章ではそこらへんが明らかになりそうですし楽しみですね。

9話の大まかなあらすじ
  • 九条は金本が死んだことで殺処分予定だった犬を飼い主が見つかるまで引き取ることにした
  • 父親の命日ということもあり師匠である流木弁護士から電話がかかってきた
  • その後流木弁護士が嫌っているという山城弁護士からも電話がかかってきた
  • 電話を終えた九条はジョギングついでに犬の餌を買いに行った
  • そこで九条は様々な家族を目撃し、自身の家族について思いを馳せるのであった
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その犬はブラックサンダー

唐突なドーベルマン。前から思っていましたが、絵が上手ですよね。人間は若干デフォルメされてますが、犬に関してはめっちゃ犬って感じです。しかも愛くるしさがある。良いですね。

そんなドーベルマンですが、名前はブラックサンダーと言います。なんという適当さ。でもしょうがないよね。私は猫2匹犬2匹飼っていますが、やっぱり安直な名前を付けてしまいました。例えば茶トラの猫なんでチョコとか。だから、責められないんですけど金本の犬と分かるともっとちゃんと名前を付けろやと思ってしまいます。不思議ですね。

飼い主である金本が死に恋人なのか夫婦なのか分からないですけど同居人のミチコが殺処分しようとしたため、九条が飼い主が見つかるまで一端引き取ったわけです。九条ってやっていることは結構ヤバいですけど倫理観は真面ですよね。よく言えば何事にも真摯なんだと思います。

にしても、飼えないから殺処分って…。まぁ結構適当そうな人だったし、金本が死んだことで経済的にも苦しいんだろうけど。うーん。

ところで、飼えなくなったからと言って殺処分にしてもらえるんだろうかと調べてみましたが、保健所に預けて一定期間のうちに飼い主が見つからなければ殺処分になるんだそうです。

なんとなく身勝手な理由には断っている、みたいなイメージを抱いていましたがそういうわけではないんですね。

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壬生は愛犬家w

壬生は死んだ愛犬が忘れられずにブラックサンダーは飼えないんだそうです。なんというか顔に似合わずというか、やっていることに似合わない愛犬家ですよね。

やってることってのはもちろん殺人です。後輩だって言っていた金本をあっさりと殺したし、あの感じからして多くの人間を殺しているはずです。

それだけでなく多くの麻薬を売りさばき、人間を廃人に追い込んでいます。他にも色々と悪いことをしてるだろうし、それで愛犬家と言われると笑ってしまいます。

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九条の子供

九条の子供は莉乃と言い、5歳になったばかり。

正直今回だけを見れば亡くなったとしか思えませんでした。まず誕生日プレゼントは郵送したけど会えないという九条の言葉。それだけなら本当に会えないんだなぁと分かるんですけど、重要なのは9話の最後らへんの描写です。

九条は様々な家族を見ながら、家族について考えていました。そのときに誕生日ケーキであったりバルーンであったり。まるで亡くなってるからもう会えないみたいな描写じゃないですか。

なら本当に亡くなっているのかというとそんなことないと思っています。2話まで遡る必要があるんですけど、九条は子供の養育費を払っていると言いました。

まさかこれで子供が亡くなっているということはないでしょう。九条が知らないところで亡くなっているとしたら、今回のような描写にはならないだろうし。

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九条の師匠

九条の弁護士の師匠である流木と九条はよく似ています。依頼人の話は情報の宝庫だからよく聞く。依頼人との信頼関係を築く。何よりも似ていると思ったのが「全ての被告人は平等にして最良の弁護を受ける資格がある」という言葉でした。

九条は壬生とつるんでいるため悪徳弁護士のように見えますが、1話のときも言っていたように加害者よりも被害者のほうがお金が貰えるにもかかわらず、九条は加害者の弁護をしていました。しかも、明らかにお金がなさそうな曽我部を弁護していたし、本当に流木にそっくりです。

一方の山城は流木の正反対のような弁護士でした。そのため流木は山城のことを嫌っていますが、九条も嫌っているかというとそんなことはなさそうなんですよね。そう考えるとやっぱり九条も悪徳弁護士の部類なのかもしれません。

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