九条の大罪 7話 感想(ネタバレ注意)九条は最大限やれることをやった

ドラマ

ここ数話は曽我部の話ばかり。まぁそれは別に良いんですよ。曽我部は嫌いじゃないし、ああいった話も嫌いではありません。何ならああいったしょうもない話をもうしばらく見ていたいくらいです。

でも、それはそれとしてこの物語は九条が主人公なわけですし、なにより九条は曽我部を何とかするために依頼されました。でも、九条は今まで何もせずにいました。それがどうにも違和感あって、何でなにもしないんだろうと思っていたんですよね。

そしたら今回一気に話が動いたじゃないですか。これですよ、これ。まさに私が読みたかった部分です。

ぱっと見九条は曽我部を売ったように見えました。まぁそれは間違っていません。事実として九条は曽我部に全てを押し付け、見事に金本を不起訴で釈放に持ち込みました。金本にしろ、依頼人の壬生にしろ九条は最高の弁護士でしょうね。では曽我部にとっては最悪かというとそうではありませんでした。

このままいけば3年以上の実刑を食らってもおかしくなかったのに、九条の働きにより刑を半分まで減らすことができました。曽我部は刑務所に入ることを嫌がっていたから、刑が半分も減るのはありがたいことですよね。だから、これで良かったんだと思います。

7話の大まかなあらすじ
  • 九条の事務所にやってきた薬師前は、九条の曽我部に対する行いを怒った
  • しかし九条は曽我部の刑期が減ったんだから良いじゃないかと冷静に答えた
  • 一方金本と壬生はハンマーで人を殴り、それを別人に擦り付けていた
スポンサーリンク

なんか薬師前さん嫌い

どうにも薬師前のことが好きになれないんですよね。性格は間違いなく良いです。犯罪者が更生するための施設を運営しているNPOの代表をしているんですから、作中では誰よりも性格が良いはずです。まさに天使のような存在と言っても過言ではないでしょう。

なら私の性格が悪くて、悪人こそカッコよくて聖人はダサいみたいな考えを持っているのかと言うとそんなことはありません。どういう漫画であれ、基本的に性格が良い人を好むし、性格が悪い人にはイライラします。

だから、たぶん単純に見た目が好みじゃないんでしょうね。めっちゃ失礼な話なんですけど、なんかマジで生理的に受け付けません。何だろうなぁ…。妙にヒステリックなところもダメなのかな?

スポンサーリンク

結局曽我部は全てを背負った

私は曽我部の物語が始まってからずっと、曽我部は九条に救われるんだろうと思っていました。今までの流れを見るとそうじゃないですか。犯罪者だろうが、証拠などを隠して有利にさせる。九条はどうしようもないやつですが弁護士としては超有能でした。

にもかかわらず、前回の最後で曽我部に罪を全部被らせると言いました。これには本当に驚いたものです。だって私が思っていたのとは違う展開だったんですもん。これは曽我部が救われないパターンかとガッカリしていました。そしたら今回これまた違った展開でしたが、割と曽我部は救われていてビックリです。

九条が言ったように金本の罪は全部曽我部に流れてしまいました。でも、だからと言って曽我部を弁護しないわけではありません。私はそこらへんを誤解したいたんでしょうね。だから、曽我部は救われないんだと勘違いしていました。

でも、九条は受けた仕事はしっかりとこなしています。となれば曽我部の事も最大限なんとかするのは当然のことなんでしょうね。

スポンサーリンク

九条のお仕事

九条の仕事は弁護士です。弁護士とは裁判のときに弁護するだけが仕事ではなく、法律の専門家としてトラブルの相談を受けることも仕事の一つです。

私は4話5話くらいまで九条を弁護する人だと思っていました。つまり、裁判が始まってからが本番だと勘違いしていたわけです。でも今回のエピソードを見れば分かるように、九条の仕事は法律の専門家として相談を受けたり助言したりすることが仕事なんですよね。そのことを今更ですがようやく理解しました。

本来なら曽我部は営利目的として実刑を食らっているはずでした。まぁそれは結局のところ金本のせいなんですけど、そのことを今さら言ったところでどうしようもありません。ではどうするかと言えば、いかに営利目的を回避するかということです。ようは単純所持での起訴を望んでいるわけですが…。

ただ、まるでそうなったかのように語っていましたが、多分まだそういう判決が下ったわけではないですよね? つまり、ここからが九条の腕の見せ所なんだと思います。電子秤などが見つかっているため、普通に考えれば営利目的としか思えません。九条はここからどうやって望む方向にもっていくんでしょうね。

スポンサーリンク

法律は命を守らない

怖い話だなぁ…。マジで曽我部はどうしようもない状況にいます。金本に罪を被せられたのに、そのことを告発することができません。もしやるなら徹底的に国が命を守るしかないんですけど、まぁそういう展開にならないですよね。そもそも日本に証人保護プログラムのようなものはないですし。

よく言いますよね。いじめっ子はやり返さないからイジメるんだと。まぁそういう一面があるのは事実なんでしょうけど、やり返したら加熱する可能性もあります。しかも、曽我部の場合はいじめの域をはるかに超えていて、生きるか死ぬかの話になるんだからタチが悪いです。

でももう、こればかりはどうしようもありません。曽我部は何度も見てきたはずです。金本が暴力をふるい、曽我部を罪を被った。そして、今回曽我部ではありませんでしたが、壬生が人をぶん殴り弱者が罪を被らされていました。

もし曽我部が事実を喋ろうものなら、金本に殺されて誰かに罪を押し付けるに決まっています。警察は調べないのかとは思うけど、こいつら手馴れてるし無理でしょうね。だから、曽我部は生きるために大人しく罪を被るしかありません。救われないなぁ…。

タイトルとURLをコピーしました