九龍ジェネリックロマンス 7話 感想(ネタバレ注意)工藤の気持ちがよく分からない

ドラマ

鯨井の気持ちはよく分かります。工藤のことが好き。鯨井がその気持ちを自覚していなくても読者には分かりました。工藤への気持ちを自覚してからはもっと分かりやすくなりました。それくらい鯨井の工藤への気持ちは分かりやすいものです。

一方の工藤はとても分かりにくいんですよね。工藤はおそらく鯨井のことが好きなはず。基本的にはそういう素振りを見せないんですけど、4話だけは例外でした。エロティックな映画を見ているときに工藤が思い出していたのは鯨井でした。そして、翌日職場に復帰した工藤はちょっと恥ずかしそうにしていました。

もしかしたら他の意味があるのかもしれませんが、私は工藤は鯨井に気があるのだと思いました。けど、鯨井への感情を見せたのは7話まででそれだけなんですよね。あまりにも工藤の気持ちが分かりにくくて、本当は鯨井のことを異性として意識していないのかなと思ってしまうくらいです。

7話の大まかなあらすじ
  • 二〇五號室に内見が入った
  • 鯨井は部屋を紹介するも上手くいかず
  • 職場へと戻ってくると工藤が眠っていた
  • ちょっとした冗談で工藤くんと言ったところ、工藤がいきなりキスをしてきた
  • そして我に返った工藤は鯨井に謝罪し帰っていった
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九龍って入り組んでいそうだよね

鯨井は以前工藤に連れて行ってもらった喫茶店に行こうとするも迷ってしまった。そのことからも分かるように九龍はかなり入り組んでいます。これは鯨井が特別方向音痴だからってわけではないと思うんですよね。土地勘がないと恐らくほろんどの人がこうなってしまうと思います。

九龍の多くの建物は違法建築により建てられたと言われています。ようは歩道なんて関係ないとばかりに建物を建てる人だっているわけです。そういうことを続けると当然ゴチャゴチャしますよね。しかも同じような建物がすし詰めになっているときたら方向感覚が狂ってもおかしくありません。

スマホがあるんだしそれで行けばいいじゃんと考えてしまいますが、たぶん地図もめちゃくちゃなんでしょうね。こういうところには行ってみたいと思うけど、ガイドさんがいないととんでもない目に合いそうな気がします。

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喫茶店はどこも同じ

鯨井は例の喫茶店に懐かしさを感じていた。だから、もう一度行こうとして迷ったんですけど、そのことを工藤に話したところ「喫茶店なんてどこもそんなもんだろ」と一刀両断されてしまいました。

道に迷ったという話をしたときはめちゃくちゃ笑ってたのに、喫茶店に行きたかったからと言った途端この態度なんだから本当に工藤のことがよく分かりません。

おそらく工藤は鯨井の気持ちを知っているはずです。鯨井は告白こそしていないものの、分かりやすい言動をしています。10代ならともかく工藤は30代。これほど分かりやすい言動に気づかないほど鈍感ということはないでしょう。

道に迷ったと行ったときに工藤は笑いました。その流れで笑いながら喫茶店のことを否定していたら自然な流れなんですけど、このときだけ間をおいて冷静に反論されると何かあると思ってしまいます。

上にも書いたように私は工藤は鯨井のことが好きなんだと思っています。とは言え、根拠と言えるものは4話しかないんですよね。そのうえこういった工藤の気づかないフリを見ると、本当に鯨井のことが好きなのか疑問に思ってしまいます。疑問に思うというか、自分自身の考えが間違ってるんじゃないかと思ってしまう、ですね。

鯨井が内見の対応に向かったときも、一コマ工藤の後ろ姿を描いているの、すごく意味深なんですよね。作者としても何らかの意図があってこういう描き方をしているんでしょうけど、私の読解力ではそれが何なのか突き止めることはできません。

何なんだろうね…。

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二〇五號室は無理だろ

内見をしたお客さんは案の定エアコンがないからと帰っていった。穏やかなお客さんで色々と褒めてはくれたけど、あの感じだと契約まではいかないでしょうね。理由は明白です。西日が入るうえにエアコンがないから。

これが東向きの窓ならまだエアコンがなくても何とかなったのかもしれません。東と言えば朝日です。夏の朝日は十分暑いですが我慢できます。けど、夏の西日は我慢のしようがありません。

エアコンがあれば本当に全然違うんでしょうけど、エアコンがない西向き窓の部屋は地獄です。絶対に死んでしまいます。まぁ何時の話かにもよるんでしょうけどね。

例えば2000年代を舞台にしているならエアコンがなくても何とかなるかもしれません。けど、スマホがあるあたり10年代から20年代、あるいはそれ以上の年代を舞台にしているということです。10年代も20年代も気温は高いですし、それ以降ならもっと高くなっていてもおかしくありません。

だから、先ほども言ったようにエアコンがないとマジで死にます。契約してくれる人、自殺志願者くらいしかいないでしょ。

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2人のキス

これはまさか過ぎる展開でした。

寝ぼけた工藤が鯨井を引き寄せてそのままキスしていしまったのです。何がどうしたらこんな展開になってしまうのか。きっかけは一つしかありません。

普段の鯨井は工藤のことを「工藤さん」と呼び、敬語も使っています。しかし、工藤が眠っていることからちょっとした冗談で「工藤くん」と呼び、普段の敬語ではなく砕けた言葉で話しかけました。そしたらこれですよ。

このことから工藤と付き合っている人、あるいは昔付き合っていた人が鯨井のような言葉遣いをしていたことが分かります。

だからっていきなりキスすることはないと思うんですけど、それだけ工藤にとって恋しい人なんですかね。そうじゃないと流石にキスはしないか。

以前から工藤の語りで何となく分かっていたことですが、工藤が恋しく思っているその人物は鯨井にそっくりみたいなんですよね。流石に容姿までそっくりということはないでしょうけど、スイカを食べながら煙草を吸うという変わった習慣をその人もしているらしいんです。

さて、そんな意図せぬキスをしてしまった2人ですが、反応は対照的なものでした。鯨井はそれはもう恥ずかしいといった感じです。好きでもない人にこんなことをやられたら訴訟ものですが、好きな人にやられるとどうなんでしょう。私はどちらかと言うと嫌だと思いそうですけど、鯨井はそうでもなさそうでした。

一方の工藤は悪びれるでもなく焦るでもなく真顔で「悪い。間違えた。」と言い、そのまま帰っていきました。何度も何度も言っていますが、本当に工藤の気持ちが分かりません。とは言え、この展開は双方にとって気まずいでしょうし、今後どうなってしまうんだ。楽しみ過ぎる。

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