九龍ジェネリックロマンス 36話 感想(ネタバレ)工藤の精神世界的な?

ドラマ

色々と語りたいことはあるんですけど、今回のエピソードを読んでいて突拍子もないことを思いついたので最初にそれについて語りたいと思います。

最後らへんで工藤が何やら絶望的な雰囲気で叫んでいたじゃないですか。そして、鯨井だけでなく陽明や小黒といった工藤と関わりのある人たちが何かしら反応を示しました。小黒に至っては地震なんじゃないかと思っていたくらいです。そのことからとある仮説を思いつきました。

それが今の九龍が工藤の精神世界、あるいはそれに準ずる何かなんじゃないかというものです。いやいや、それを仮説というにはぶっ飛びすぎなんじゃないかと思う人もいるでしょう。私もそう思います。でも、明らかに工藤の苦悩と鯨井たちが連動していたのも事実です。

それだけなら工藤と鯨井たちに何かしら繋がりがあると思うんですけど、精神世界どうこうと思ったのにはもう一つ理由があって。蛇沼やグエンにより今の九龍と過去の九龍が別物だと明らかになりました。それを現実的に考えると時代の変化に伴い九龍も変化したというのが普通です。

でも、九龍ジェネリックロマンスはSFでもあります。しかも、九龍の雰囲気そのものは変わっていないときた。だったら、SFっぽく考えるのもありなんじゃないかと考えたわけです。まぁそれでも今の九龍が工藤の精神世界というのは無理がある話ではあるんですけど、それでも否定できない想いが私の中にあるのも事実です。

もっと単純に考えると工藤を中心としたシミュレーションの世界ということもあるのかも。ただ、工藤の精神世界にしろシミュレーション世界にしろ鯨井たちに自意識があるんですよね。それすらもシミュレーションと言い切ることも可能ですが、それを言ってしまうとどれが本物なのか分からなくなるので無視をします。

鯨井に限った話ではありません。蛇沼やグエンもそうです。特に蛇沼に関しては散々描かれてきたので、精神世界の住人と言い張るのは難しいんですよね。なら工藤の精神世界、あるいはシミュレーション世界ではないんじゃないかという話になってくるわけで…。

あー、本当に考えれば考えるほど訳がわからなくなってきます。どれもこれも作中で答えを教えてくれればすぐに解決することなんですけど中々答えを教えてくれないんですよね。いったいどういう答えが待ち受けているのか。続きが楽しみです。

36話の大まかなあらすじ
  • グエンに喫茶店に訪れていた鯨井と工藤だったのだが、鯨井はグエンにスイカをサービスしてもらう
  • そこで癖の話になり鯨井が工藤の癖を見つけると言った
  • 先に職場へと戻った鯨井をしり目に工藤はグエンにからかわれた
  • そこでハッと目を覚ました工藤は苦悶の声を漏らすのであった
スポンサーリンク

はじめての喫茶店

グエンがまだ居たころ。鯨井Bが居たころ。工藤が昔の工藤だったころ。二人はグエンの喫茶店に訪れていました。今回が初めてとのこと。二人の関係は恋人という訳ではないけど互いに異性として意識はしている。つまりデートなわけです。

そこに行きつけの喫茶店に行くのはセンスがありますよね。まず私なら出来ないことです。そもそも喫茶店という発想すらないでしょうね。そう考えると価値観が貧相だなぁと悲しくなります。

スポンサーリンク

スイカを出したのは偶然?

ここまでいくと陰謀論者みたいで嫌なんですけど、物語や設定的にも疑わざるを得ません。グエンがサービスとして出したスイカは本当に偶然だったんでしょうか。

鯨井はスイカが大好きです。正確にいうとスイカとタバコの組み合わせが大好き。タバコやスイカが好きなら分かるんですけど、二つの組み合わせが好きって本当に珍しいですよね。だからこそ、グエンは事前に知ったうえでスイカをサービスしたんじゃないかと思ってしまいます。

それをするメリットはなんだろうとは考えました。まぁ結局答えは見つからなかったのでマジで考え過ぎなんでしょうけど。

あ、でも一つだけあります。工藤がグエンに教えていた。ようは工藤の株を上げるためにグエンにサービスを頼んでいた可能性。これなら理由が可愛らしいしあり得ない話ではありません。世界の謎が~みたいなところに繋げてはみたいんですけどね。私の貧相な想像力では不可能でした。

スポンサーリンク

禁煙じゃないんだ

これ凄い不思議だったんですけど喫茶店って喫煙じゃないんですね。

未だにどういう世界観なのか、時代設定なのか分かっていないのでなんとも言えないんですけど、少なくとも今の鯨井がいる時代は私たちの時代よりも未来じゃないですか。

空飛ぶ車やジェネテラなんてものがあるんですから。にもかかわらず、当たり前のように外でタバコを吸っていてビックリしました。

てっきり鯨井Bは過去の話だからと思っていたんですけど、3話でも同様に吸っていたので関係なかったです。てことは、単純にこの喫茶店が喫煙を許可しているのか、それとも九龍そのものが喫煙を許容しているのか。いずれにしろ現代日本人の感覚だと奇妙に思ってしまいます。

スポンサーリンク

工藤の絶望

取り戻せない過去。にもかかわらず、現在と過去がそっくり。でも、それは自分が知っているものではない。その矛盾が人を狂わせてもおかしくありません。

工藤はまさにって感じでした。幸福だった過去を夢見て、でも所詮は夢でしかないから現実で絶望してしまう。これはどうしようもありません。

そして、工藤の理解者はいない。ならば、工藤はどこまでも狂っていくしかありません。今はなんとか上っ面を取り繕うことができるけど、これが何時まで続くかというと…。

鯨井は自分だけしか知らない工藤を求めていたけど、このままだとその通りになるかもしれません。もちろん悪い意味で。だから誰かが工藤を支えなければならないんだけど、それを誰ができるのかという最大の問題があります。どうなるんだろうなぁ…。

タイトルとURLをコピーしました