九龍ジェネリックロマンス 30話 感想(ネタバレ注意)鯨井Bに縛られたままの鯨井さん

ドラマ

鯨井は鯨井Bとは異なる、オリジナルの鯨井になる決意をしました。鯨井Bと同じであれば、アイデンティティーが失われてしまう。自己を確固たるものにするならそれしかありません。

そんなわけで、鯨井Bを意識しない生活を送っていた鯨井ですが、楊明の部屋を引っ越したらという提案には断りました。これには楊明もビックリです。

でもそうですよね。鯨井Bとは異なる道を行きたいなら、部屋を引っ越すのが一番です。どれだけ内装を変えたとしても元々あった家具などを使っているため、どうしても鯨井Bの生活の面影が残ってしまいます。それで果たして鯨井Bとは異なる人生を送っていると言えるでしょうか。

いや、正直鯨井Bと同じ部屋で生活しているから鯨井は変っていないとは思いません。結局のところ鯨井の意識の問題ですし、趣味であったり好みが違えばそれは鯨井Bではありません。

だから、部屋はどうでも良いと言えばどうでも良いんですけど、鯨井が部屋を引っ越さない理由が「鯨井Bのため」というのは楊明としては引っかかるんでしょうね。

30話の大まかなあらすじ
  • すっかり体調が良くなった鯨井は出勤した
  • 遅れて出勤してきた工藤に昼は楊明と食べると告げた
  • 昼食を食べ終わった鯨井と楊明は部屋を引っ越すべきかで話し合っていた
  • 結局引っ越しはしないという結論に落ち着いたが楊明は納得できない様子だった

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遅刻し放題な工藤

まったく気にしていなかったんですけど、工藤めちゃくちゃ遅刻しますよね。気にしなかった理由としては、私は無職なのでそこらへんの感覚が完全に欠落しているからです。

とは言え、流石に多くね?ということに30話で気づきました。

具体的にどれだけ遅刻をしているのかは数えていないので分かりませんが、普通に怒られるレベルだし何なら査定に影響すると思うんです。でも、工藤が遅刻をして怒られている様子を一度も見ていないし、給料が下がったみたいな話は一度も聞いていません。

そもそも九龍支社は三人しかいないし誰も気にしないんでしょとは思うんですけど、でもタイムカードはあるじゃないですか。そこで絶対にバレるよなぁとは思うんですけど、当たり前のように工藤は遅刻を続けています。これ冷静に考えると結構怖い話ですよね。

支社があるくらいだから結構大きな不動産だと思うんですけど、それでも遅刻ができるってどういう状況なんでしょうか。実は支社や本社はなくて、あくまでも舞台設定でしかないとか。そういう展開があってもおかしくないと考えています。

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鯨井は元気いっぱい

あれ? 鯨井って具合悪かったっけ? 

工藤の「具合いはどーなんだよ」という言葉でそんなことを思いました。だって最近まで楊明と鯨井Bのことで話し合っていたりしたじゃないですか。

そんなこともあり数話遡ったんですけど、確かに鯨井は具合が悪そうでした。

きっかけは24話でした工藤との話し合いでした。工藤への想いは錯覚でしかないというやつ。そこで鯨井は倒れてしまいます。そして鯨井が目覚めたのは26話でした。

週刊誌で連載しているなら4話は大したもんじゃないですけど、月刊誌となると4話は結構な開きがありますからね。すっかり鯨井と工藤の出来事を忘れていました。

あれから楊明と話をすることで鯨井の精神状態は安定しています。だから、あれから結構時間が経っているイメージがあったんですけど、工藤の言葉から察するに作中では数日の出来事ですよね。確かにあの件から出勤はしていなかったし、数日というか1日から2日くらいですよね。

でまぁ、肝心の鯨井はというと元気いっぱいです。あれだけの事があったにも関わらずこれだけ元気にいられるのは、やっぱり真実を知ったうえで自分らしく生きていこうと決意したからだと思います。そう考えると楊明がどれだけ大きな存在なのかが分かります。

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鯨井は引っ越すべきなのか

これに関しては冒頭でも語っていますが、鯨井は引っ越すべきなんでしょうか。私としてはどっちでも良いじゃんって感じです。鯨井が引っ越さない理由は鯨井Bに同情しているからです。それを楊明は縛られていると考えていました。確かにそういう見方ができるのは事実です。

でも、鯨井Bに同情したからと言って鯨井がBに縛られているかというとそれは違うんじゃないかと思うんですよね。結局のところ鯨井の気持ちの問題ですから、自分らしくあろうという気持ちがあれば引っ越ししなくても良いと思います。

とはいえ楊明の言いたいことは分かります。自分らしくありたいと言ってるのに、今更鯨井Bに同情するのはどうなんだっていう話です。

メタい話をするなら、鯨井はオリジナルの鯨井かもしれない可能性が浮上しました。鯨井はそういう想いというか抵抗感みたいなものが心の底に残ってるんじゃないかって。だから、鯨井のBに対する同情ではなく、なんで自分の家を捨てるんだという疑問です。

でも、そこらへんは何が真実なのか明らかになってないんですよね。もしかしたら、本当に今の鯨井はクローンなのかもしれません。あるいは、本物の鯨井なのかもしれません。

だから、もう自分の気持ちに素直になるしかないですね。その結果が鯨井は引っ越しはしないというものでした。

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