九龍ジェネリックロマンス 29話 感想(ネタバレ注意)謎が謎を呼ぶ展開だ!!

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初めに言っておくと九龍ジェネリックロマンスは好きですし面白いと思っています。そうじゃないとわざわざ1話から29話まで読みません。けど、面白いからと言って全てを受け入れられるかというとそれは違います。

謎が謎を呼ぶ展開すぎる!!

いや、そういう展開は好きですよ。謎が謎を呼ぶのはゾクゾクして最高です。けど、それがいつまでも続くと、流石に答えが知りたいと思っていまいます。

答えを言っちゃうと物語が終わってしまうので無理なのは分かります。だからこそ謎が謎を呼ぶ展開をやっているわけですしね。でも、それが分かっていてもやっぱり知りたいわけですよ。

今回はというとタオ・グエンがグエンのクローンであることが分かりました。そしてもう一つ、工藤がクローンである可能性が高いと明らかになりました。

それのどこが謎なのかと思う人もいるでしょう。いやいや、工藤がクローンの可能性があるって分かったじゃん、みたいな。それはそうなんですけど、だからこそ謎が生まれているんですよね。

オリジナルの工藤は何処にいるのか。クローンである自覚はあるのか。そもそも誰が何の目的で工藤のクローンを作り、鯨井のクローン(?)と交流させているのか。どこから工藤はクローンになったのか。九龍に来る前? 

といったように、工藤がクローンだとなると複数の謎が生まれます。そして、その謎が解決したかと思うと新たな謎が生まれて…。てのは楽しいんですけど、続くと早く答えが知りたいってなるんですよね。ここからどうなっていくのやら。

29話の大まかなあらすじ
  • 鯨井と楊明はタオ・グエンの話をしていた
  • そこでタオとグエンのどちらかがクローンである可能性に行き当たる
  • 一方グエンは蛇沼に自身のクローンに出会って欲しくないと主張していた
  • そんなやり取りの中で工藤もクローンである可能性が浮上する
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鯨井は覚悟完了した

鯨井は工藤からではなくグエンからなら真実を聞きたいそうです。どうして工藤から聞きたくないかというと、鯨井が言っているように鯨井Bとの関係などを聞きたくないから。想い人が好きな人のことを語るのは辛いですよね。それが元カノの話なら良いんですけど、死別した人なら今も想い続けているわけで、ただでさえ辛い状況なのにこれ以上辛い目に合いたくないのは当然のことです。

ただ、元々鯨井はグエンに限らず真実は聞きたくないと思っていました。真実を聞いてしまえば自分が消えてしまうんじゃないかと怖くなったからです。

記憶や経験があればそうはアイデンティティーがあるためそうは思わないんでしょうけど、今の鯨井には限られた記憶や経験しかありません。ようは自信がなかったわけです。

しかし、今の鯨井は工藤は嫌だけどグエンからなら真実を聞きたいと考えていました。おまじないが良い方向に働いている証拠です。

あのとき鯨井は絶対の私になりたいと願い、神様は聖杯を出してくれました。そのためいかに宗教が大事かをその時の感想で語ったんですけど、ここまで意識が変わるあたり相当影響を受けたんでしょうね。鯨井は真実を聞く覚悟が出来たわけです。

けど、真実は鯨井が思っているのとは違います。鯨井は自身をクローンだと考えていますが、クローンはホクロの位置まで再現しません。しかし、鯨井にはホクロが再現されていて、もしかしたらクローンではないのかもしれない、というのがグエンや蛇沼が認識している真実です。

とは言え、鯨井がクローンじゃないと否定できる証拠ってわけでもないんですよね。おかしな話ではあるんですけど、クローンを誰が作っているのか分からない以上、何らかの方法でホクロを再現した可能性があります。まぁここらへんは何の情報もないため語っても仕方がないですけど、そんなに単純な話ではないと思っています。

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グエンは蛇沼に自身のクローンと出会って欲しくない

当然と言えば当然ですよね。クローンとはいえ別人です。これは蛇沼が言ったとおりです。とは言え、まったく見た目が同じであり基本的な性格も同じなら、好みが同じであってもおかしくありません。だから、言い寄られたら蛇沼は断らないんじゃないかとグエンはドギマギしていました。

鯨井や工藤という前例があるからこそ不安になるのは分かります。けど、殺してしまうかもしれないは過激でしょうw しかもタオのことなのか蛇沼のことなのか定かでないところが怖いです。

でも蛇沼なら大丈夫でしょう。彼は魂、つまり経験こそ重要な要素だと理解しています。どれだけ見た目が同じであっても、経験がない人物に言い寄られても何も面白くありません。

言い方は悪いですが、お人形遊びをするようなものです。それを大人がするには空虚ですよね。しかも、本物が身近にいるならなおさらです。とか言いつつ、二つ目の眼鏡を気に入っているとわざわざ言うあたり蛇沼はかなりの天邪鬼です。

この二人そんなに好きではなかったというか、蛇沼に関しては胡散臭すぎだろと思っていましたが、ここ数話の二人のやり取りを見ているうちに好きになってきました。

まぁ蛇沼が胡散臭いのは変らないですけどね。

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九龍どうなってるんだ

実はあまり知られていないだけで、九龍には多くのクローンがいるのかもしれません。でもこれ割と納得できるんですよね。

鯨井は鯨井Bと見た目こそ同じですが性格は異なります。そのため言動も違いますよね。親しい人間であれば違和感を覚えると思うんですけどそんな様子はありませんでした。

そして工藤すらもクローンだという事実。そう考えると鯨井がクローンになった、あるいは記憶喪失した段階で多くの人間がクローンに置き換わってるんじゃないか。というのが私の考えです。

そうであれば鯨井に違和感を持たないのは当然ですよね。ただ、そんな大規模なことをやれば蛇沼やグエンは気づくはずなんですけどそんな様子はありませんでした。私の考え過ぎですかね。

考え過ぎと言えば、九龍が再建されたということでも思うところがありまして。

工藤も鯨井もクローンかもしれない。そして、タオ・グエンというグエンのクローンまでいた。てことは、他にもクローンはいるはずですよね。

そんな彼らがいる九龍こそ再建された場所で、まるでクローンそのものです。そして、九龍はクーロンと読む。みたい感じで、ダジャレの域を出ないですけど色々と重なるところがあって面白いですよね。

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