九龍ジェネリックロマンス 23話 感想(ネタバレ注意)これは辛い展開だ…

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この畳みかけるような展開。きついっすわ。いや、読者的には何もきつくないし、SF好きとしては新たな情報がバンバン出てきてワクワクいっぱいなんですけど、鯨井の気持ちを少しでも考えるとこの展開はとても辛いものです。

前回に引き続き登場した仮面の男グエン。九龍ジェネリックロマンスという物語を新たな展開に引きずり込むのはタオと同じ顔をもつグエンしかないと思っていました。だから、数話後にまた登場すると思っていたんですけど、まさかの次話に登場するとは。

どうして数話後なのかというと、九龍ジェネリックロマンスは新情報が明らかになったかと思えば次の話はまったく関係ない展開を繰り広げるじゃないですか。今までに何度かそれを繰り返されたので、てっきり今回もそうなんだと思っていました。

そしたらこれですよ。今回は新情報というか核心に迫るような情報ですよね。今まではあくまでもプロローグにすぎず、ここから本編が始まると言われても驚きはしません。それくらいのインパクトある情報でした。

だから、冒頭でも述べたようにとてもワクワクするわけですよ。SFが好きだから、こういう鯨井令子はこの世に居ないなんて展開はゾワゾワします。でもこれは鯨井の絶望の上に成り立っていることだということは忘れてはいけません。

23話の大まかなあらすじ
  • グエンは蛇沼と会話をしていた
  • そんなときにタバコを吸っている鯨井を発見する
  • 何気ない会話から始まったが、グエンは我慢できなかったのか真実を言ってしまう
  • それは鯨井令子は既にこの世におらず、今の鯨井は別物であるということだ
  • 絶望の淵に立たされた鯨井は職場に戻るが、そこでは工藤に嫌いだと告げられた
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蛇沼とグエンの関係性

蛇沼とグエンの関係って不思議ですよね。蛇沼はグエンを厳しく叱る一方で、グエンのことをあまり知らないように見えました。

まずは電話から始まります。グエンのスマホにはハニーちゃんという文字。どういう関係ならこんな名前にするのか不明ですが、ここだけなら結構親しい関係のように見えます。

電話では蛇沼のほうが上で、グエンのほうが下という印象です。上司と部下というわけではなく、親や子・兄や弟のような関係に見えました。蛇沼はグエンの好き勝手な行動に怒るも、グエンは蛇沼が構ってくれないからだと弁解。やっぱり2人はかなり親しい間柄ですよね。

だからこそ、蛇沼の「そういうタイプだったんですか」という言葉が意外でした。そういうタイプというのは「仕事と私どっちが大事なのよ!?」というよくあるやつ。

親しければそんなことは既に知っているはずです。にもかかわらず、今になって蛇沼はそういうタイプだったのかとうんざりしている様子でした。

まぁ蛇沼の気持ちは分かります。そういう0か1みたいな極端な考えはあまり好きではありません。もっと自由に生きようぜと思ってしまいます。

そんなわけで蛇沼とグエンは実はそこまで親しくないんじゃないかと思いました。ただ、それはそれで何でここまで親し気なんだという疑問もあります。よー分からんね。

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グエンは情緒不安定

さっきまで蛇沼に怒られていたのに、今度はグエンが鯨井に切れるってむちゃくちゃですよ。しかも、蛇沼には余計なことはするなと言われていたのにこれです。情緒不安定ですね。

でもまぁ、グエンの気持ちは分からないわけではありません。具体的に鯨井Bとどういう関係だったのかは分からないですけど、鯨井のことをよく知っていると言ったり工藤ともかなり親しい様子でした。つまり、工藤と鯨井の関係を知っていたわけです。それこそ今の鯨井よりも深く、広く。

一方の鯨井は何食わぬ顔で工藤と一緒にいるし、鯨井の立場で日常生活を送っていました。鯨井からすれば自分こそ鯨井で、グエンの言い草は理不尽でしかありません。でもやっぱり、2人の過去をしっているといら立つ気持ちは分かります。

でも、その気持ちを今の鯨井にぶつけても何の意味もないですよね。鯨井は記憶がなく、被害者でしかありません。それが分かっていながら、蛇沼にも釘を刺されていたにも関わらずこのキレっぷりなんだから恐ろしいです。

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鯨井クローン説は確定?

今までは仮説でしかありませんでした。というか、予想ですね。鯨井はクローンじゃないか説。それが今回事実であると明らかになりました。いや、一応まだ確定したわけではないのかな? 

グエンの言っていることをまとめると

・鯨井令子はこの世にいない
・ホクロの位置まで同じ
・九龍にいる工藤はグエンが知っている工藤じゃないかもしれない

大まかにまとめるとこんな感じ。

鯨井令子がこの世にいないのに鯨井はいる。ホクロの位置まで同じという言葉。以上のことから考えられるのは鯨井がクローンであるということです。だから、ほぼほぼ鯨井がクローンなのは間違いないと思っています。

ただ面白いのがクローンは鯨井だけじゃないかもしれないということです。グエンに関しては言わずもがなでしょう。タオ・グエンと同じ容姿をしていながら異なる人物。グエン自身もタオがどこに行ったのか分かっていない。となると、双子の兄弟でもなければクローンしかありえません。むしろ、グエンがいるからこそ鯨井クローン説が強固なものになっているんじゃないかと考えています。

次に工藤もクローンかもしれません。ただ、分からないのはグエンの言う「なんせオレも居たらしいしな」という言葉です。居たとはどこに居たのか。私はタオのクローンがグエンだと考えていましたが、もしかしたらグエンのクローンがタオなのかもしれません。じゃないと前述のグエンの言葉がしっくりきません。

結局のところどこに居たんだろう。考えられる最有力候補としてはジェネリック地球です。具体的にどうとは言えないですけど、あんなものが空にあるとそうなんじゃないかと思ってしまいますよね。

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ジェネリックロマンスとは…?

ジェネリックロマンスを超適当に訳すと普通の恋物語ということになります。まぁ以前までは九龍という変わった舞台の恋愛物語ではありましたが、それでもある程度は普通でした。けど、ここまでくると普通とは何かという哲学的な話に突入しそうな気がします。

鯨井はクローンかもしれず、でも他の人はそのことを指摘しない。クローン以前の鯨井とは恋人だった工藤は、今になって鯨井に嫌いだと言う始末。こえ本当に分からないですよね。

なんで今更工藤は鯨井に嫌いだと言ったんでしょう。グエンのことは知らないだろうし。まぁその点に関しては救いなのかもしれません。もしグエンの鯨井に対する発言を知ったうえで工藤の嫌いという言葉を言ったのだとしたら鯨井は立ち直ることが出来ないでしょう。

考えただけでもしんどいです。でも、そうじゃないなら辛うじて何とかなる。

話を戻しますが、工藤が鯨井を嫌っているようには見えませんでした。確かに鯨井Aと鯨井Bに関する葛藤は見え隠れしていましたし、鯨井Bに対する想いは強烈なものでした。それこそどれだけ鯨井が恋焦がれても想いが成就することはないんじゃないかと思うくらいに。

でも、だからって嫌う理由にはならないでしょう。あるとすればグエンのような想いをはじめから抱いていた。はじめは些細なものだったけど、鯨井の想いが強くなればなるほど工藤に伝わり、嫌いという感情が増幅されたんじゃないかって。

そうでないならいきなり嫌いになったということで、でもそういうところはなかったですよね。まぁなんにしても鯨井にとっては辛い話です。

マジで今のところ鯨井は被害者にしか見えません。もしかしたら描かれてないだけで鯨井の問題もあるのかもしれないけど。続きが気になる!!!

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