九龍ジェネリックロマンス 15話 感想(ネタバレ注意)あっさりと仲直りw

ドラマ

14話の工藤はそれはもう凄いものでした。とはいっても、顔を見たわけではないので実際にどういう顔をしていたのかは分かりません。それに物に当たってないし、鯨井に暴言を吐いたわけではありません。けど工藤の「くだらねーことしてんなよ」はそれ以上にインパクトがあったように見えました。

だってそうじゃないですか。鯨井は過去の自分ではなく今の鯨井令子を見てほしかった。だから、過去の自分がつけていたピアスに似たイヤリングをつけて職場に行ったわけです。そこには色々な想いがあったはずです。

果たして前の自分と同じようなイヤリングをつけても良いのか。でも、それ以上に今の自分を見てほしい。などなど。

そういった鯨井の想いを一刀両断したのが工藤の「くだらねーことしてんなよ」という言葉です。鯨井が今の自分を見てほしいと思うのはくだらないことなんでしょうか。もちろん、工藤にそういった意図があったわけではないと分かっています。でも、ちょっとそうなんじゃないかと思ってしまいますよね。

こりゃとんでもない喧嘩だし、しばらくは尾を引くんじゃないかと思っていたんですけど、割とあっさりと仲直りをしていて笑ってしまいました。

15話の大まかなあらすじ
  • 鯨井はイヤリングと眼鏡を仕舞った
  • 翌日職場でタバコを吸っていたところ工藤が現れた
  • 2人の間には気まずい空気があったが、工藤が悪かったと謝った
  • 鯨井はだったらレモンチキンを食べに行こうと言い出し、工藤としても断ることができなかった
  • そうして2人は仲直りをしただけでなく、ちょっぴり距離が縮まったように見えた
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自分の影

今まで何となく生活してたけど、自分が記憶喪失だと分かると色々と見えてくるものがあるんじゃないかと思いました。

記憶喪失前後の性格が変わっていないなら生活スタイルも変わらないんでしょうけど、鯨井は過去回を見ても結構性格が変わっていることが分かります。となると、生活スタイルは当然異なるわけで、記憶喪失前はやっていたけど記憶喪失後はやっていないことってあると思うんです。

具体的に何かと聞かれるとサッパリですが、そういった影を今の鯨井なら見えるんじゃないかと15話の冒頭をみて思いました。

まぁ影が見えたからなんだって話ですけどね。過去の自分に戻りたいなら影を追いかけて模倣すると効果的なんでしょうけど、鯨井はそういうところはありません。だったら、影は邪魔なだけです。

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収納

どうして自分の影の話をしたかというと、鯨井は眼鏡とイヤリングと服を仕舞ったじゃないですか。これこそ影の排除じゃないのかと思ったからです。

そもそも今の鯨井は何らかの理由により視力が回復していて眼鏡は不要です。それでも伊達メガネをかけていた理由は、そっちのほうが好きだと工藤に言われたから。工藤はどうして眼鏡をかけている鯨井が好きなのかと言うと、記憶喪失前の鯨井が眼鏡をかけていたから。

当然と言えば当然ですよね。記憶を失って別人のようになってしまいましたが、鯨井令子には変わりありません。せめて同じような見た目であって欲しいと思ってもしょうがないことです。まぁイヤリングの件を怒ったあたり、そこまでの想いがあって眼鏡のほうが好きと言ったわけじゃないんでしょうけどね。

好きな人に眼鏡のほうが好きだと言われたら、そりゃ気をひくために眼鏡をかけますよね。けど、理由はさっきも言ったように記憶喪失前の鯨井を重ねているからです。となると話が違ってきます。

鯨井は今の自分を見てほしいと思っている。今回のイヤリングの件で鯨井も分かったはずです。振り向いて欲しいなら今の鯨井らしさで勝負をしなければならない。そうじゃないと記憶喪失前の鯨井令子に勝つことはできません。だから、記憶喪失前の鯨井が好んでいたであろう眼鏡とイヤリングと服を仕舞ったんじゃないでしょうか。

あくまでも私の予想ですが、そこまで間違っていないはずです。

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大人なんだよね

これが10代や20代のラブロマンス、ラブコメなら喧嘩が長引いていたと思うんですよね。それこそ始まりのときから言い合いになって、互いに取り返しのつかないことを言ってしまって…みたいな。

けど、鯨井も工藤も30代半ばです。20代は子供っぽいところが抜けきらないですけど、30代となると精神的に成熟します。

それでも激しい喧嘩はしてしまうものですが、工藤や鯨井は違いました。そもそも喧嘩というほどのことではなく、工藤が勘違いして怒っただけです。だけってのも変な話ですけどね。そんなわけで怒った工藤が謝って、鯨井は許しました。

良いよね、こういう大人の恋愛ものって。すごく落ち着いて読むことができます。

ただ、鯨井は一筋縄ではいきません。工藤の謝罪を素直に受け取るのではなく好機と思ったんでしょうね。おわびにレモンチキンを一緒に食べに行くことを要求しました。工藤は頑固ですから、これくらいの時でないと絶対にレモンチキンは食べないでしょうし、鯨井の判断はナイスだったと言えます。

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ちょっとだけ仲が深まった

元からこの2人は仲が良いんですけど、今の鯨井からすると昔の鯨井にもたらされたものなんですよね。だからってそのことにまで鯨井は不満を抱いているわけではありません。けど、やっぱり工藤との距離はあります。今回のことでそういった距離がちょっとだけ縮まったんじゃないでしょうか。

足元が疎かだった鯨井を支えたのは工藤でした。いつかの件により勘違いしているんじゃないかと問うたところ、工藤は「見てるんだよ、お前を」とキッパリと言ってくれたのです。

工藤のことだから特に深い意味はなさそうですけど、自分を見てほしいと思っている鯨井にとってその言葉はベストアンサーでした。

しかもとどめの「今日のジェネテラはやけに輝いているな」という言葉。これは単に私がそう思っているだけですが、月が綺麗ですねと言っているようで最高でした。

ただ気になるのはジェネリック地球が輝いている点。蛇沼がアドバイザーになった回の最後に輝きだしたんですよね。

あれてっきり何かしらイベントが発生すると思っていたんですけど結局なにもありませんでした。けど、工藤がこういうってことは本当に何時もより輝いているわけで、やっぱりジェネリック地球に関するイベントが発生するんじゃないかと改めて思いました。

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