九龍ジェネリックロマンス 10話 感想(ネタバレ注意)ここで騒音娘に繋がるのか

ドラマ

南橙街の十六號室にて騒音が発生。近所迷惑だと苦情が鯨井が務めている不動産にやってきたのは結構前の話です。そのときはこの出来事が九龍ジェネリックロマンスという物語を大きく変えるのだと思っていました。これは以前の感想にも書いたことなんですけど、南橙街の騒音騒ぎをすぐに解決しないのは何か大きな意味があるんじゃないのか。引っ張るということはそういうことだろうと思っていたんですけど結局何もありませんでした。

そうなんです。何もなかったんです。10話まですっかりと忘れていたことですが、南橙街の騒音騒ぎは結局どうやって解決したんだろうと6話を見返したところ騒音の原因が分かっただけだったんですよね。だから、てっきり7話で何か解決すると思ってたんですけど、7話では何事もなかったかのように話が進んでいました。めちゃくちゃ話が飛んでるんですよね。けど7話は工藤とのキスが衝撃的で、南橙街のことは頭の片隅からも消え去っていたのです。それからは驚きの連続で南橙街のことを思い出しようがりません。けど、今回騒音騒ぎの子が再登場して思い出すことができました。

やっぱり分からないのは騒音騒ぎは結局どうなっちゃったんでしょうね。この感じだと解決しているんでしょうけど、なにも描写がないので何だか怖いです。九龍ジェネリックロマンスって意図的に描かないところがあって、後になって読み返して理解するみたいなことがあるので、南橙街の騒ぎもそういう要素があるのかなぁと勘ぐってしまいます。そういう意味ではジェネリック地球は要注目対象ですよね。露骨に怪しいのに何の説明もないって!

10話の大まかなあらすじ
  • 自分が知らない自分を見て混乱する鯨井
  • 夜の街をフラフラと歩いていたとき、南橙街の騒音騒ぎの子に出会う
  • 鯨井は気が緩んだのかへたり込んでしまった
  • 例の十六號室に招待された2人を話し出す
  • そこで鯨井は自分の過去の記憶がないことに気づいた
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印象変ったよね

南橙街の騒音娘。未だに名前が分かっていません。こういうキャラクターって何かしら意味があるような気がします。とは思ったものの、李支店長は特に意味なかったしなぁ…。

話を戻すと、彼女を見たとき騒音娘だとは気づきませんでした。印象が全然違うんですよね。6話のときはボロボロでした。というか、納品に追われてやつれていたんですかね。言葉遣いもおかしかったし、このときは変なやつが出てきたと思っていました。

でも、改めて登場するとめちゃくちゃ美人じゃないですか。まぁ前回も美人ではあったんですけどちょっと馬鹿っぽく見えていました。しかし、今回はなんだかインテリっぽい!

なんでそう思ったんだろうと考えてみたんですけど「なんか良い記事ないかな~」というセリフがそれっぽかったんですよね。これだけだと記者っぽいじゃないですか。だから、はじめてこのセリフを見たときは、てっきり鯨井を調査してくれるんだと思っていました。一緒に記憶喪失の原因を探して、それが何かしら科学技術によるもので告発する!みたいな。

でも南橙街の騒音娘といえばジェネテラちゃんとかいう訳の分からないぬいぐるみを作っていた子です。そんな人が記者なわけねージャンと読み返してみたところ、彼女が見ていた本は求人情報でした。なにか良い記事ないかな~って求人のことだったのかよ!

でも、これでようやく以前の南橙街の子と今回の子の印象が噛み合ったような気がします。

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騒音騒ぎは解決してたんだね

もはやどうでも良いことなのかもしれませんが一応書いておきます。

騒音騒ぎは解決してるっぽいです。騒音娘の「ご迷惑をおかけしました」という言葉。しかも、現在求人情報を読み漁っていて「前回はジェネテラちゃんで」と言っていた。ということは、ジェネテラちゃんを作る仕事は辞めたということになります。

あの騒音はジェネテラちゃんというよりミシンの音でした。ということは、ふたたびミシンを使うと同じようなことになるわけです。今もミシンは持っているんだろうかと部屋を見ていたところ案の定ありました。しかも、近くにはジェネテラちゃんを詰めた箱が置いてありますw 

まぁ何はともあれ騒音騒ぎは悪いと思っているようですし、今後はこんなことないんじゃないかと思いました。それはそれとして、やっぱり騒音騒ぎはおろか騒音娘の自己紹介なども飛ばしたのは謎ですね。

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鯨井の記憶

鯨井は記憶がない。これは分かります。じゃないと、鯨井と工藤の写真の整合性が取れません。とは言え、SFっぽい世界だから今の鯨井がクローン説は考えてましたけどね。でも流石にないかなぁ。

話を戻すと、鯨井は記憶がないことに今日まで気づかなかったと言います。過去のことを考えもしなかった、と。これはゾッとしますね。

皆さんは自分の過去のこと思い出しますか? 私はあまり思い出しません。思い出す必要性がないというか、思い出すシチュエーションがありません。だから、基本的には過去のことを思い出さないんですよね。

鯨井の場合はどうだったんでしょう。記憶を失う前からそういう性格だったのか。あるいは、恐ろしい記憶を封印したくて無意識に思い出さなかったのか。それとも何らかの力によって思い出すことを阻まれていたのか。幾つもの可能性があります。

記憶喪失について調べたんですけど、記憶喪失の人は自覚があるんだそうです。自分には記憶がないと。一方で認知症の人は自覚がありません。鯨井はそういう認知症系の病気かと思ったんですけど、そうならこうなるまで放っておかれることはないですよね。過去の記憶が全くないということはとんでもないことなわけで普通は入院しているはずです。工藤は鯨井と親しかったわけで放置するとは考えられません。となると、認知症系のものではないということです。

でも、過去の自分をまったく思い出せないって重度も重度ですよね。そんな鯨井を放置するのもどうかと思うんですけど、やっぱり過去を思い出させようとしているとかなのかなぁ…。

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騒音娘の持論

記憶喪失に悩む鯨井を慰めるため、騒音娘は自分の秘密について打ち明けてくれました。騒音娘は全身を整形しており、過去を捨てたんだそうです。もし、自分の過去を持ち出す人がいたら彼女は否定すると言いました。私のことを決めるのは私だ、と。その言葉に鯨井は救われたような顔をしていましたが、本当にそういう問題なんでしょうか。

騒音娘は過去を捨てたのであって、失ったのではありません。記憶は確かに存在しています。一方の鯨井は過去を失っています。なにが原因でそうなったのかも分かりません。もしかしたら辛い経験から封印したのかもしれません。そうであるなら自分のことを自分で定義するのは効果的でしょう。でも、そうじゃないなら自分の過去を思い出す必要があります。

だから、結局のところ騒音娘の持論は慰めでしかないと思うんですよね。鯨井としても一時的にはそれで良いんだろうけど、果たして過去のことを無視していられるかと言うと工藤とのツーショットがある以上は不可能だと考えています。だって、現在自分が好きな人と過去に婚約関係にあったって絶対に気になるでしょ。だから、鯨井は過去を取り戻す努力を絶対にします。間違いありません。

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