神無き世界のカミサマ活動 1話 感想(ネタバレ)続きが気になる漫画だ!

ファンタジー

ぶっちゃけると神無き世界のカミサマ活動にそこまで期待していませんでした。あらすじを見れば分かるように、よくある異世界ものです。少なくともあらすじは。だから、あーはいはい何時ものやつね、みたいに思っていました。

それでも興味を持ったのは良い感じの表紙だったからです。めっちゃ好みでした。そして、こういう感じの絵を描く漫画は、基本的に中身の絵も綺麗なんですよね。やっぱり漫画なんだから面白くて絵が上手な作品が読みたいわけですよ。

とは言え、どれだけ絵が上手でも物語がつまらなければ少なくとも私は読み続けることができません。だから、1話を読む前に評判はどんなものかと調べてみました。

そしたら想像以上に良いじゃないですか。しかも、書いてあることが異世界ものだけど新しいパターンや先が読めない。能力に制限があるなど、中々一筋縄ではいかなそうな感じでした。

これまた私好みじゃないか!

というわけで早速1話を読んでみました。

結論を言うと、めっちゃ良かったです! 何が良かったのか、事細かく感想を書きましたので、良かったら続きも読んでいってください。

1話の大まかなあらすじ
  • 新興宗教の教祖をしている父を持つ征人は宗教の儀式により殺されかけた
  • そんな征人がたどり着いたのが神様が存在しない異世界だったのである
  • 神様はおらず父親もいない征人はかつてないほど人生を謳歌しており、友人だけでなく彼に恋する女の子までいた
  • しかし征人はこの世界の闇を目撃し、かつて父親たちが崇めていた神様「ミタマ」を呼び寄せてしまうのであった
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教祖の息子という地獄

宗教がどうこう抜きに、立場ある人間の息子ってだけでキツイと思うんですよね。人によってはその立場を利用すれば楽な生活ができるんじゃないか、みたいに思いそうですけど、ちょっとでも責任があるだけでしんどくなる私には無理な話でした。

しかも征人の場合はただの立場ある人間の息子という訳ではありません。これがもし社長の息子であれば征人も楽しい人生を送ることができたでしょう。しかし悲しいかな、征人の父親は教祖でした。しかも新興宗教の教祖です。なんというか、地獄感満載ですよね。

教祖の息子ってだけでもきついのに新興宗教の教祖ときた。征人の前世は一体なにをしたんでしょうね。とんでもない悪事を働かないかぎりこんなところには生まれてこないでしょう。

とまぁそんなわけで地獄に生まれてしまった征人ですが、地獄はとことん征人を苦しませてきました。儀式と称して虐待されるし、クラスメイトには教祖の息子だからと疎まれる。というか、クラスメイトどうこうよりも学校中から白い目で見られているように見えました。

そんな環境にいながらも征人は真っ当に育ったんだから凄いですよね。某宗教の教祖をやっている息子も真っ当でしたが、一定の確率でそういう人がいるの何なんでしょうね。

いや、そうであるのは喜ばしいことなんですけど、性格や考えって生まれ育った環境によると思うんですよね。征人の場合は父親が本当にヤバくて、肉体を酷使した儀式をやっていました。

これ儀式とは言ってるけど傍から見れば虐待なわけですよ。そういうことが日常的に行われる環境で育てば性格も思考も歪みまくると思うんですけど、さっきも言ったように征人は奇跡的に真っ当な性格でした。本当に何をどうしたらここまで真っ当に育つのか理解できませんが、これこそ奇跡なのかもしれません。

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産霊の儀

産霊の儀は物語の導入だったのでサラっと読み流したんですけど、感想を書くにあたりふたたび読んだところとあることに気づきました。

教祖の説明通りなら産霊の儀とは教団の新たな指導者を生み出すものなんだそうです。てことは、征人の父親は教祖を止めて、征人に地位を譲るつもりだったんでしょうか。

なんというかこういうことをやる人は地位を譲る様には見えないんですよね。だから結構意外に思いました。でも、こんなことをやれば征人が死ぬのは目に見えているわけで、儀式を称して征人を消すのが目的だったんじゃ…。

いや、でもそれをしてしまえば殺人罪で逮捕されるのは目に見えているわけで…。うーん。もしかしたら、教祖はミタマの存在を知っており、征人は異世界に送り出すのが目的だったとか? 

それはそれで胡散臭い話ですけど、征人は事実として異世界にやってきたわけです。しかも、神様という概念がないうえに征人の傍にはミタマという神様がいます。

だから突拍子もない話ですが、教祖は全てを分かったうえで更なる信者を増やすために産霊の儀を執り行ったんじゃないかと思いました。でも、何度も言うように突拍子もない話なんですよね。

どうなんだろうなぁ…。

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神様はいないけど宗教はある

征人がやってきた異世界に神様はいません。そしてこの感じからして宗教もないんだと思います。しかしそれはあくまでも言葉としての存在しないであって概念的にはあると思うんですよね。

その最たる例が終生者です。国からの指示で自ら命を絶つ。めちゃくちゃ宗教じゃないですか。こんなこと国や皇帝を盲目的に信じていなければできないことです。だから、私は皇帝=神様だと考えています。単に言葉が違うだけ。そこにミタマという侵略者が現れた、というのが1話なんだと思います。まぁ神のために命を捧げよなんてのはクソなので是非ともミタマには侵略してほしいところです。

ところでシルリルはどうなったんだろう。アルラルは復活したように見えましたが、そもそも死んでいなかったので傷を治してもらっただけです。おそらく征人もそうだと思います。なら、確実に死んだシルリルはというと、もしかしたら死んだままなのかもしれません。

短い間とはいえ征人を精神的に救った人物です。そんな人がいなくなるのは寂しいですし、何とかならないかなぁ…。

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