怪獣8号 7話 感想(ネタバレ注意)ただただカフカがカッコイイ!

SF

これぞ主人公って感じですね。私はこういう作品が読みたかった。そう思わされるような展開でした。

今までのカフカは不安定でした。

精神的に、肉体的にという意味ではなく、方針がです。カフカは怪獣になった。なってしまった。何もかもが意味の分からない展開ですが、怪獣になったという事実だけはハッキリと分かります。

それでカフカはどうするのか。もし怪獣であることがバレれば処分されるかもしれない。そうでなくても捕獲されて研究対象として隔離されるかもしれない。どう考えても明るい未来は見えません。

だから、カフカは今までと変わらない生活をしていました。それが現実なら良いんですけど、悲しいことにこの世界は漫画です。主人公が普通の日常を送ることは許されません。そういうわけで変化しないカフカに若干悶々としていましたが、何時か変わる時がくるとワクワクしていました。

そして、その変化の時がやってきたのです。それもタイミングとしては最高のものでした。これは誰がどう見てもヒーローです。そのことを疑う人はいないでしょう。

それにキコルを味方につけることができれば、今後のカフカの待遇に期待がもてます。そういう理屈を抜きにしても、カフカが立ちはだかるシーンはカッコいいですよね。

定番と言えば定番です。でも、定番シーンは描き方が下手だと陳腐になってしまいます。そういうところが今回のシーンにはなかったので、マジで最高でした。

7話の大まかなあらすじ
  • 怪獣の復活により現場は混乱していた
  • 受験者は非難をしたがキコルは足止めのために戦っていた
  • しかしキコルは少しずつ消耗していき、ついに力尽きようとしていた
  • そこにカフカがやってきた
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ある意味ラッキーだよね

改めて試験を見返すと、カフカは散々なものでした。体力検査ではビリに近いし、資質検査では出来ないことだらけ。割と致命的だなぁと思ったのが解放戦力が0%だと判明したときです。

読んだときはめちゃくちゃ笑いましたが、冷静になって考えると防衛隊には入れないと思ってしまいますよね。仮にカフカが優れた技術や体力を持っていても、解放戦力が0%だとどうしようもありません。なにせ敵は怪獣なわけですから、スーツの力がなければ戦いようがありません。

だから、解放戦力が0%という時点でほぼ詰んでいました。そのうえ怪獣討伐ではほとんど戦えていません。やったことと言えば指示を飛ばすだけ。これが重要なことだということは分かります。それにカフカの指示は的確なものでした。司令塔として防衛隊に入れる可能性はあったかもしれません。

でも、それすらもキコルの単独行動によりあまり見せることができませんでした。ようはキコルが受験者の中では抜きんでていたため、ほとんどの人がアピールできずにいました。

本来なら合格できていた人でも、キコルと同時期に受験したから落ちたという人が出てもおかしくありません。そんな中で色々と劣っていたカフカが合格するのは不可能と思っても仕方がないですよね。だからこそ、怪獣が試験をぶち壊してくれたのはある意味ラッキーだったのかもしれません。

それに怪獣であることがバレたとしても味方だと思わせることができるし、頼もしい力を見せつけることができます。そういう意味でもラッキーでした。まぁ実際どうなるかは分からないんですけどね。

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復活する怪獣

未知の人型怪獣により、キコルが討伐した怪獣が復活しました。それどころか以前よりも強力になっていたのです。色々とズル過ぎませんか?とは思ったんですけど、「あの怪獣たちにそんな性質はない」という保科の言葉から復活する怪獣自体は存在するんだと分かりました。

こうして改めて考えてみると、怪獣ってマジでヤバい存在ですよね。

やたらとデカい奴はそれだけで人類の脅威だし、殺しても復活するような奴だと討伐のために様々な資源を投入しなければなりません。そうなるとその土地への被害も大きくなるだろうし、賠償責任なんかを考えるとウンザリさせられます。

挙句の果てに人間と同等、あるいはそれ以上の知能を有する怪獣だっている。もう無茶苦茶ですよ。何をどうしたら怪獣なんてものが誕生するんでしょうね。そこらへんの謎が気になります。

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キコルは無事だった

こぶしよりも少しだけ小さい何かがキコルを貫いた。と思ったんですけど、直前にスーツを強化していたため無事でした。

しれっとキコルはそんなことを考えていましたが、あの一瞬の出来事に的確に反応するって化物でしょ。いや、キコルが化物なのは今までを見れば分かるんですけど、思った以上でした。

でも、そんなキコルがあっさりとやられていたかもしれない。そう考えると人型怪獣の恐ろしさが分かります。

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復活した怪獣を倒せるのは限られている

キコルが倒したはずの怪獣が、人型怪獣により復活しました。しかも、以前よりもパワーアップしてです。

明らかにヤバい展開なんですけど、幸いなことに試験中ということもありこの場に実力者が集まっていました。だから割とあっさり何とかなるんじゃないかと思っていたら、どうやら復活した怪獣を単独で処理できるのは保科とミナだけなんだそうです。これまたビックリでした。

とは言え、わざわざ怪獣を相手に一対一を仕掛ける意味がないですからね。部隊を編成し、作戦を練れば余裕なんだと思います。でも、それはそれで改めて人間の弱さを思い知らされたような気がします。

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人型怪獣

個人的に怖いと思ったのが人型怪獣の存在です。明らかに常軌を逸した存在なんですけど、復活した怪獣からその実力がうかがい知れます。

怪獣を復活させたのは人型怪獣であり、しかも何らかの力で制御していました。単純に考えると復活した怪獣よりも人型怪獣のほうが強いというわけです。

そうなると恐らくミナですら単独では倒せない存在なんでしょうね。そんな怪獣が今まで知られていなかったのは何故なのか、どうして試験場に現れたのか。

そして何よりカフカと同じということです。ということは、彼も元は人間だったりするんでしょうか?

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