この世界は不完全すぎる 6話 感想(ネタバレ注意)平和に暮らすデバッガー

SF

アマノの見た目は人間じゃないし、バグも直っていない。だから、前回だけなら更なるNPCのバグなのかなぁなんて思ったものです。

しかし今回この謎の存在の正体が明らかになりました。ハガと同じデバッガーです。てっきりデバッガーは人間の姿をしているのだと思っていました。でも、人間以外のデバッガーもいるんですね。

もちろん中身は人間です。ハガと同じくゲームの外で生まれ育った日本人。ゲームだからアバターを変えられるのは当然なんですが、ハガを含めて今まで登場してきたデバッガーは全て人間なのでそれ以外のアバターは盲点でした。

なんなら6話冒頭のアマノという名前を見ても私はデバッガーだとは気づきませんでした。アマノってめちゃくちゃ日本人の名前じゃん。でも、なにも考えずにボーっと見ていたので気づかず、感想を書くために読み返していて初めて気づきました。

なんという間抜けっぷり。

6話の大まかなあらすじ
  • アマノは紙を買いに家を出た
  • そこでボーン状態のバグが直っていることに気づく
  • 辺りを見渡すと、デバッガーらしき男女がこちらを見ていた
  • アマノは姿隠しの魔法を使い逃げた
  • 一方ハガとニコラは怪しげなフェザーの足跡を追いかけた
  • たどり着いた先には何故か漫画があった
  • 話を聞くとアマノは漫画家志望のデバッガーらしい
  • そんなとき社長と酒井がドラゴンを操り襲撃してきた
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新たなデバッガー

冒頭でも語った通り、今回新たなデバッガーが登場しました。しかも、社長たちのようにやりたい放題やっているわけでも、ハガの仲間たちのようにバグに苦しめられているわけでもありません。ごく普通のデバッガーです。

ただ、アマノはデバッグすることに興味はなくルウという村人のために漫画を描き続けるという一風変わった人ではあります。

人間相手に漫画を描くなら分かるんですけど、ルウはゲームのNPCですからね。いくら漫画家を目指しているからといってAI相手に漫画を描くのは楽しいんだろうか。と思いつつ、これだけ会話できるのなら人間とそんなに変わらないのかなぁと思ったり。

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姿隠しの魔法を使う理由

姿隠しの魔法ってめっちゃ便利そうなんですけど完璧に姿を隠せるわけではないんですね。

アマノは姿隠しの魔法を使い、ハガたちのもとから離れていきました。一方ハガはというとアマノの足跡を辿っていきました。姿は隠せても実体はあるから足跡は隠せない。そう考えると不便ですね。

今回はハガたちだったから良かったけど、例えば動物系のモンスターだと鼻が利くだろうから逃げられなかったでしょうね。結局ハガも足跡を辿ることであっさりアマノを見つけました。

やっぱりデバッグモードって凄いですね。具体的にデバッグモードで何ができるのかは知りませんが、透明になることくらい簡単なはずです。それこそ足跡も匂いも残さない完全な透明になれるはず。足跡が残るなら空を飛べばいい。

デバッグをやらないのにデバッグモードを使うのは完全にチート行為です。限りなく現実に近いこの世界では恐ろしい力でしょうね。

にもかかわらず、ハガはできるだけデバッグモードを使わずに何事にも立ち向かっているんだから凄い。でも、今回社長たちがドラゴンに乗って襲撃してきたしそうも言ってられなさそうです。

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シーカーになるための試練

ニコラはデバッグの事をどう思っているんだろうと前々から疑問でした。だってゲームの世界の住人が、自分たちの世界のバグを創造主に報告するっておかしいじゃないですか。めちゃくちゃ矛盾しているように見えて、デリケートな人はその事実を知るだけで発狂しそう…。なんて思っていたんで、ニコラのことが心配でした。

でも、ニコラはハガの言動やバグの報告はシーカーだからと思っている模様。そして、ニコラはシーカーに憧れているらしく、シーカーになるための試練だと捉えているようです。相変わらずのポンコツっぷり。

でも現実的に考えるとニコラはゲームの世界だとは思っていないわけで、シーカーと思うしかありません。そう考えると悲しいですね。

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リアルなゲーム

アマノはNPCのルウに漫画を読ませていた。そのことにハガもビックリ。けど、ルウはサブクエストに関わるNPCで物語を評価する能力が備わっている。確かに漫画家志望にとって素晴らしいNPCです。自己評価が苦手な人は喉から手が出るほど欲しいんじゃないでしょうか。

そんなこともありルウが漫画を読むのは分かります。そこで何らかの反応を示すのも分かります。けど、ニコラが読んで感動するのはどうしてなんでしょうね。

それだけ発達したAIを搭載していると言われるとそれまでですが、現実的に考えるとイマイチしっくりきません。と思ったけど、そもそもフルダイブ型のゲームの上にログアウトできないんだから、そりゃAIも発達していますよね。

テンプレ以外の反応をNPCが示してくれる。そんなゲームを生きているうちに誰か開発してくれないかなぁと最近よく思うようになりました。VRMMOの創作物がよく目に入るからですかね。

でも、そういうゲームがあると楽しい反面、面倒くさそうなところがあります。ハガがルウの家に入ったとき、ルウは出て行けと怒りました。

これ人間らしい反応で、ようはリアルなわけです。RPGでありがちな人の家に入って物を漁る。持っていくなんてことをリアルなゲームでやれば、ゲーム内で逮捕されそうで面倒くさそうですw 場合によってはその場で殺されてデスペナルティが発生したり。

ゲーム内のNPC相手にも礼儀正しくしていないといけないのかと考えるとうんざりします。でもやっぱりリアルなゲームはやってみたい。

というわけで誰かよろしくお願いします。

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正気を保つ方法

ゲームの中に閉じ込められたということは、家族や友人とは会えないということ。しかも、ゲームの世界は現実からかけ離れている。そりゃ正気は保てない人も出てくるでしょう。あれだけ傍若無人にふるまっている社長や酒井は、もしかしたら正気を失っているのかもしれません。あるいは、正気を保つためにあの振る舞いをしているのか。

ハガは正気を保つためにデバッグをやり続けています。アマノはそれが漫画を描き続けることでした。とくにハガはデバッグをやり続けていて動機が不明でしたが、正気を保つためにやり続けていると分かり納得です。自分にとって悪いことを考えている。自殺など。そういったことを回避するのは何かを一心不乱にやり続けるのが一番です。

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襲撃

ついにやってきた社長たち。いつか襲撃してくるだろうなぁとは思っていましたが、こんなに早くにやってくるとは予想外でした。しかも、ドラゴンと言っていいのか分からないドラゴンに乗って。

ニコラやアマノはハガのおかげで無事でした。しかし、上にいたルウはというと…。家を片足で踏みつぶすようなドラゴン。そんなやつに家をべしゃんこにされている。普通に考えると生きていないでしょう。でも、何だかんだ生きていそうな気がします。

ニコラは結局復活したんですけど、通常のNPCは死んだ場合どうなるんでしょうね。それによってはアマノには良くない展開になりそう。

にしても、ドラゴンの襲撃に耐えてるハガってデバッガーとか関係なく強いんですね。でも今度こそデバッグモードを使わずに社長たちと戦うのは無理そう。

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