adabana 7話 感想(ネタバレ注意)情緒不安定な裕樹

ミステリー

前回早見弁護士からすればミヅキと裕樹が付き合って見えてもおかしくないよなぁといった感想を書きました。でもやっぱり多くの読者が予想したように、ミヅキと裕樹は付き合っていませんでした。それどころか裕樹もミヅキも互いに好意は持っていないように見えます。

前回は早見による予想でしたが、今回裕樹本人が否定したことで早見も辻も納得したでしょう。でも、2人はマコ殺害には裕樹も関わっていると考えているようです。

これはどうなんでしょうね。あり得なくはないんでしょうけど、裕樹の言動を見ていると関わっていないような気がします。

その予想を強固なものにしたのがミヅキの「マコのためなら」という言葉です。どうしてマコのために殺人をすることになったのか理由はサッパリですが、マコが嫌っていた裕樹が今回の事件に関わっているとは思えないんですよね。

だから、警察が裕樹に事情聴取を行わなかったように、事件に関わっている可能性は低いんじゃないかなぁと思いました。

にしても、話が進めば進むほど謎が深まっているような気がします。単行本の情報を見るに上下巻のようですから、そろそろ終わりに向けて話が動いてもおかしくないと思います。どうなることやら。

7話の大まかなあらすじ
  • 母親がミヅキの面会に現れた
  • 一方辻と早見は裕樹のもとへやってきた
  • 裕樹の部屋に入り話をするもどこか様子がおかしい
  • 再びミヅキに面会した早見だったが、母親との再会はあまり良くなかったことを聞いた
  • そして部屋に戻ったミヅキは大きな声をあげて笑った
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状況整理

・ミヅキ

母親と面会した際「あなたの娘は殺人鬼です」「これでウチもお終いだね」と言ったんだそう。

・裕樹

マコ殺害後と前では性格が違って見える。情緒不安定。あるいは、これが本来の性格なのかもしれない。

・早見

ミヅキはマコを殺害していないと考えている。

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裕樹は女を部屋に連れ込んでいる

ストーカー男が他の女を家に連れ込んでいるっておかしな話だと思うんですけど、そうでもないのかな。実は私が知らないだけで、色々な女が大好きなストーカーがいたりするんでしょうか。

これがもし、マコに似ているような女性なら分かります。恋しかったんだなぁと思ったり、他の人を重ね合わせて見るなんて酷い、なんてこと言えるんですけど見た目も性格もマコには似ていませんでした。まったく関係ない女性です。マコが死んだからと言って、こんなに早く他の女性に走ることができるんでしょうか。

別に他の女性を連れ込んでいたからと言って物語に関わってくる要素だとは思っていません。でも気になるんだよなぁ。女好きだけどマコが好み過ぎて執着してただけなのか、本命の女とそれ以外って感じなのかな。

単純に私のストーカー観がテンプレートなだけってこともあります。1人の女しか見ず、その女に執着し続ける。ニチャニチャした奴、みたいな。

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裕樹は自首を進めていない

裕樹が自首を進めたいのは予想できたことです。まず第一に叔父の件で自首を進めませんでした。これは単純にミヅキがいなくなるとマコが悲しむから。

でも逆にいうとマコのためなら殺人を犯した人間を放置しておくということです。それだけ倫理観が壊れた人間なら、ミヅキがマコを殺害したと分かった時点で殺しにかかってもおかしくありません。そこまで行かなくてもミヅキが無傷のままいられるとも思えません。

しかしミヅキは何事もなく自首しました。そのことからミヅキはマコを殺害してから一度も裕樹と会わなかったんだろうなぁと予想しました。

そこまで間違った予想ではないと思っています。

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裕樹はマコ殺害の動機を知らない

「なんでマコを殺したんだよ」という言葉が本当なら裕樹はマコ殺害の動機を知らないということになります。けど、これだけだと裕樹が本当のことを言っているならの話になります。

それより確実なのは「裕樹は自首を進めていない」でも書いたように、裕樹はマコに執着していました。その裕樹が殺害の動機を知っていれば、殺害後のミヅキと会っているということです。にもかかわらずミヅキが無事ということはありえません。つまり、ミヅキが無事ということは裕樹とは会ってないし、会ってないなら動機も知りようがないというわけです。

2人の弁護士は裕樹を調査するつもりのようですが、正直意味ないと思うんですよね。確かに裕樹にはおかしなところがあります。でも、結局マコを殺したのはミヅキでしょうし、動機を知りたいなら2人の過去を洗うしか方法はないと思います。その過程として裕樹を調査するのはアリですが、犯人だと思って調査すると肩透かしくらいそうな気がします。

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裕樹は情緒不安定?

マコが生きているときの裕樹とマコが死んだ後の裕樹は別人のように見えます。以前までの裕樹はストーカーではあったものの、ミヅキに対して思いやりを見せていました。しかし現在の裕樹は自分がマコを殺したと言ったり、動機が分からないと落ち込んだり、ストーカーだった件を言われると怒鳴ったり。めちゃくちゃ情緒不安定です。

ただこれ本当に変わったのかなぁという疑問もあって。というのも、以前までもストーカーだったわけですよ。少なくともミヅキとマコがベンチに座っているところを盗撮しています。そのあとの漫画喫茶は裕樹か定かではありませんが可能性はあります。

ようはどうしようもないクソ野郎だったわけです。思いやりを見せていたのもマコに近づくためにミヅキを利用していただけなんじゃないかなって思いました。

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母親との面会

母親との面会でミヅキが言った言葉。「あなたの娘は殺人鬼です」「これでウチもお終いだね」は効くだろうなぁ。

あれだけ強制的に勉強をやらせているのだから、母親としては何だかんだ真っ当に育てたと思っているはずです。そんな娘が殺人鬼だった。自分の人生は何だったのか、みたいなことを思って良そうです。でも仕方ないよね。

とは言え、可哀そうに思う自分もいます。こういう人って娘の罪であっても自分の罪だと思いそう。

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ミヅキの嘲笑

ミヅキは役者だなぁ。

早見に「あなたは本当に殺人鬼なの?」と聞かれた際に動揺したような表情を浮かべました。しかし、そのあとのミヅキの嘲笑を見れば演技であることが分かります。

こんなことを咄嗟にできるなんて恐ろしすぎます。でも、最後の最後らへんの笑顔は可愛かった。いいよね、こういう女の子。

マコのためならという言葉。やっぱりミヅキが殺したのかな。でも、それがマコのためになるというのが理解できません。マコが死を望んだということですよね。何をどうしたらそういう展開になるのか想像できません。

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