adabana 3話 感想(ネタバレ注意)ストーカーの鋭さ

ミステリー

叔父さんは人望がなかったと前回の感想で書きました。

というのも、殺害されて1週間以上は経過しているのに、結局ミヅキが自供するまで殺害されていることに気づかれていませんでした。しかも、ミヅキもミヅキで警察の反応に「あ…ハイ」と、うっかり言っちゃったよみたいな言動をするし。だから、クソ野郎にふさわしい末路、なんてことを言っていたらこれですよ。

叔父さんに人望があったと言って良いのか定かではありませんが、叔父さんの謎の失踪にわずか三日で気づいた人物がいます。マコの元カレでありストーカーでもある暁裕樹でした。

先ほども言ったように叔父さんに人望があったというわけではありません。単にストーキングしてるから、叔父さんのことに気づいただけ。なんなら心配している風なメールを送ってきていることから、会う口実として利用しているだけなのが分かります。

絶体絶命のこの状況。ミヅキはシャベルを持っていました。もしかして、実はもう1人やっちゃってたりするんでしょうか。

3話の大まかなあらすじ
  • マコがミヅキにストーカーの相談をする
  • 寝れないとのことで2人は漫画喫茶に訪れる
  • ミヅキの母親は帰りが遅いことを怒っていた
  • 漫画喫茶の個室を隠し撮りされていることに気づく
  • ミヅキは暁裕樹をストーキングすることにした
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状況整理

・ミヅキ

マコのためなら何だってできる状態に陥っている。

・マコ

ストーカーに悩まされている。

・暁裕樹

マコの元カレ。現在はストーカー。叔父さんの死体を発見する。

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憔悴したマコ

マコがやつれているのは、叔父さんを殺害した上に隠蔽したからなのか。

それともストーカーに悩まされているからなのか。

この2つの内どれかが原因なんじゃないかと前回の感想で書きました。当たっていましたね。しかも、どちらかといえば悪いほうの当たりです。

これ叔父さんであればぶっちゃけ大した問題ではありません。そりゃトラウマにはなるでしょうし、見つかる事への恐怖もあるでしょう。でも、時間が解決してくれることもあります。だから、初めは苦しいけど、ミヅキがいるし大丈夫だろうと思っていました。

しかし、ストーカーとなると話が違ってきます。まず時間が解決してくれることはありません。放置しておけば増長し、ますます過激になっていきます。だからと言って、付きまとわないで欲しいと意思表示すれば何をされるか分かったものではありません。

しかもストーカーは、ストーカーだからこそ相手の細かな変化に気づきやすいです。今回は叔父さんでした。見つかる可能性がある。というか、最後明らかに見つかっていましたよね。叔父さんのことで悩まされるより最悪なんです。

取れる手段といえばただ一つ。叔父さんと同様に殺してしまうことです。そうすれば悩まずに済む。まぁそのことが見つかれば、いよいよ死刑になってもおかしくありません。悩ましいなぁ…。

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大学生の元カレ

かわいい女子高生。男子が写真を見れば合コンに誘いたくなるような可愛さ。そんなマコが年上の大学生と付き合っていた。めちゃくちゃリアルですよね。

何でなのか分からないですけど、かわいい子はやたらと年上と付き合いがちです。同級生や下級生と付き合うことに飽きて、少なくとも同級生よりかは余裕があって金銭的にも裕福だから良かったりするんでしょうか。

でもマコは、夏にちょっとだけ付き合ってすぐに別れたそうです。どれだけ見た目が良くても、ストーカーをするような執着心を持つ男は気持ち悪いですよね。そりゃ別れますよ。

けど、はやく別れたのが悪かったのか、暁裕樹はあっさりとストーカーへと変貌しました。ストーカーが嫌だからよりを戻すなんてできないし、かといって警察に行ってもそんなに簡単に解決するとは思えないし、ストーカーって本当に面倒くさいですね。

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ミヅキの無敵っぷり

叔父さんにレイプされそうになった時のことを思い出すミヅキ。でも、その表情に恐怖や嫌悪はありませんでした。暁裕樹が叔父さんの死体を見つけたとき、ミヅキは殺すつもりでシャベルを手に持ちました。マコがストーカーに悩まされていると聞いて、ミヅキは自分がマコを守ると心に誓いました。

これ一見するとミヅキが強くなったように見えます。殺人を経ることで、ある意味成長した。そのように見えるでしょうが、根底にあるのは「マコのため」という依存です。

元々マコに気があるような言動をしていたミヅキ。きっかけは叔父さんです。殺人と隠蔽を自分一人ではなく、マコとしたということがミヅキには良かったんでしょうね。

2人だけの秘密ってやつです。だから、マコのためなら何だってできる。それを成長した、心が強くなったと言って良いものでしょうか。

個人的には、誰かに依存することは弱くなったと思っています。だって、依存相手がいなくなったら何もできなくなるじゃないですか。そのときにあるのは絶望だけです。ただ面白いのが、そんなマコをミヅキが殺しているという事実。

本当に何があったんだろうね。

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帰りが遅かった理由

1話の初めのあたり。母親が最近夜帰ってくるのが遅いのは、悪い友達と付き合っているからじゃないかと言いました。その真相が今回明らかになりました。

悪い友達と付き合っているわけでも、非行に走っているわけでもありませんでした。ミヅキはマコに依存していますが、だからと言ってマコを助けようとする行いが悪いわけではありません。

一番は警察に行くことなんでしょうけど、叔父さんの件がある以上それはできません。そう考えると眠れないマコのために漫画喫茶に一緒にいるというのは良い選択だったように思います。

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母親のクソさ

そんなミヅキに、母親は心配するのではなく怒りました。ここが本当にこの母親のクソなところです。

普段と違う行動をしているということは、なにかあったということです。そのことを聞こうともせず、帰りが遅いからと言ってヒステリックになる。ありえないでしょ。心配しているならともかく、そういったところが全くないのが逆に凄いです。

ミヅキはというと、そんな母親についに反論することができました。母親のようにヒステリックになるのではなく、分かりやすくハッキリと言いました。ここにマコは絡んでいません。そういう意味ではミヅキは成長しています。

ところで、ミヅキの言うあの人というのは誰なんでしょう。ミヅキは母親に対して「私はあの人の二の舞にはならない」と言いました。父親が登場していないことを考えると、父親なのかな? でも二の舞ってなんだろ。

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暁裕樹に見つかった

ストーカーの目的を知るために、ストーカーをストーキングするって凄いですね。その結果、暁裕樹が叔父さんの死体を発見した、という事実をミヅキは知ることができました。もしストーキングしていなければミヅキやマコは知らずにいたということです。

どうなっていたか分かったものではありません。あるいは、知らなかったほうが良い方向に転がったかも。それこそミヅキがマコを殺さずに済んだのかもしれません。

でも実際は、ミヅキは暁裕樹が叔父さんの死体を発見したことを知っています。だからと言ってシャベルを構えるのは安直のような気がします。殺したところで何も解決しないよねっていう。まぁ、だからと言って他に解決策があるわけではありません。

マジでどうするんだろうね。しかも「次号、少女の誤算」ってあるし。もしかして失敗するのかな。

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